| CLの18インチでは、スポーツモードにそれほど「スポーツ」は感じません。(もちろんシフトスケジュールは別です。)なのでここはより積極的に、とスポーツにはするものの、ガンガンと攻めてはいきませんし、そもそもちょっとしたコーナーであれば、私程度の運転では難なくこなしてくれます。BMWtiで意を決して攻めるコーナーは、なにごともなくより高速で走り抜けてしまいます。そうこうするうちに、けっきょく常にコンフォートで走るようになっていました。「ここは!」と思うシーンは、モードの切り替えより、アクセルワークで吸収させてしまっています。それが、この車、私のこの車の乗り方、と決め込んでしまっています。もっと凄いポテンシャルを発揮できる車であるに決まっていますが。また冒頭でも書きましたが、このような運転をABCは(そしてミッションも?)、「学習」してくれるのでしょうか。(私が(も)学習しているのでしょうが。)より「こなしていける」場面が増えているように思います。これは単なる「私の慣れ」ではないと感じています。
18インチこの「コンフォート」は、とろける感じです。ちょっと前まではどの車に乗るか決めるファクターとして、きょうはコーナーを攻めたい、あの悪路を駆け抜けたい、ここはゴージャスにゆったりと、などなど「何を採るか」が決め手でした。ところが、最近急激に身体が衰えてきました。今日も車に乗る用事がある。あるいは、あまり元気でないけど車で走りたい。そんなときにまず思い浮かぶのは、「きょうはこれは避けたい」なのです。振動は辛い、音は勘弁、車体は揺れないでほしい、過大な情報は欲しくない、刺激は不要等など。「採る」→「避ける」の大転換です。
こんなとき、もういうまでもなくCLの登場です。たしかに大きさ故の出し入れと取り回しのストレスはあります。「出し入れ」はやっと工事が始まりそうなので、解消するでしょう。街中では大きいですが、回転半径は小さいし、見切りが抜群によいので、なんとかなっています。つまり、もっともコンフォートなのです。そしてこれは、「避ける」という消去法の帰結を超えて、最上・極上の心地よさを得る途でもあるのです。端的には、降りたくない、用もないのに乗りたい車なのです。おそらく体力はさらに落ちていくことでしょう。車には乗りたくても、乗るのが辛い状況も増えてくるでしょう。そのときに、「まだまだ可能」を越えて「いまこそ最上」が得られる、そんな「コンフォート」+「ラクジュアリー」のC+Lであることを実感しています。
わんこさんの後期型紺CLですが、その強力なエンジンならば、19インチが「正しい」のではないでしょうか。私は18で、まったりと、ゆったりと、我が身に優しく走っています。たぶん、この感覚とこの環境の持続と延長は、私の運転寿命のみならず、生体としての寿命にもとてもよく作用しているように思います。その意味も合わせて、銀CLを譲りいただいたこと、改めて感謝いたします。
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