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[1359] 痺れました返信 削除
2024/3/10 (日) 21:09:47 わんこ
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フォードvsフェラーリ

週末の夜を飾るに相応しい映画でした。


昔憧れの車だったGT-40
それが 試作機からどんどん出てくる。
恐らくレプリカだと思いますがOHVながらクオォ〜ン!と
甲高い音を発しながら凄いスピードで走る。
レースシーンの迫力はもとよりテストで飛行場を走るシーンは
アメリカンV8のレーサーならではの加速力、長いパワードリフト、
あんな走りが出来る車だったんだ!
走りで惚れ惚れしました。

普段のシーンでも50年代や60年代初期のアメリカ車が
走っていてまるで博物館を見る いえそれ以上に走って
いる姿が当時の車への拘りが溢れています。
アメリカのマニアにとってツボを押し 琴線に触れる
映画なのでしょう。

最初のレースシーンのウイロースプリングスは
新婚旅行でコルベットオープンで行きました。
砂漠の中にあって宿泊施設もなく本当に野っ原にある
コースでした。こんな所に多くの人が集まってレースを
するのか? と感じました。

GT-40はレプリカですが麻布自動車で赤のGTDに助手席に
乗せてもらい周辺を走ってもらいました。
わざわざエレベーターから降ろして。
エンジンはそれ程のハイチューンではなかったようですが
隔壁の防音の弱さで凄い音で驚きました
右ハンドル右シフト よくぞ買いもしない私が乗せてもらえた
のか?今も不思議です。

キャロル・シェルビーが初のアメリカ人ルマン制覇者だとは知りません
でした。
シェルビーが造ったりチューニングした車は憧れの対象で
ビデオや本を買いあさって見ました。

ルマンは恐らくヨーロッパの文化で そこに殴り込みを
かけて とは言えレースだから勝者が誇れるのでしょうけど
悔しい思いをしたのだと思います。fordの人だけでなく。
やはり勝てなかったり トラブルで悔しい思いをしたり
命を失った人がいる事実の上に成り立っている。
家族が楽しめる様に遊園地があったりレジャー施設の側面もある
1大イベント。
最近はルマンの放映もあまり見ませんし フォーミュラーE
とかエンジン音がせず見ても盛り上がりません。
現地では凄いレースが繰り広げられている筈なのに。

国別メーカー別に個性豊かで 個人のスーパーマン的
能力が披露されていた当時のレースは
この様に映画になって残り輝き続けるだと思います。
見終わって久々に充実感を味わっています

終盤の順位等のゴタゴタ劇は無くてもよかったような・・
いえ それが事実なのでしたらゴールのフォーメーションが
より強く刻み込まれます



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