[▲前のスレッド]

[1484] 豊かさとは?返信 削除
2024/6/12 (水) 08:14:19 わんこ
__ / __

最近 自分の生活が豊かになって幸せに満ちているのを
実感しています。借金の返済に追われなくなったのが
大きいですけど。

色々とありますが 果たして豊かさとは何で実感しますでしょう。
辞書には「ゆとりが見えるほど満ち足りた状態」
「不足せず充分なさま」「満ちたりていること」

学生時代に満員電車に乗っての通学や通勤を避けたい
と思って今の仕事を選びました。
満員電車と指摘席のボックスシートで通うのでは
豊かさが決定的に違う、と思います。
どんなに偉くて所得があっても長時間の満員電車通勤を
強いられるのであれば、近距離短時間だったり快適に
通勤できる人の方がリッチに思えます。

都内の日の当たらない騒音が大きい住宅より
郊外の景色の良い家がゴージャスだと思ったり
あくまでも幸せは相対的ですが 重視するところは
譲りたくない、ですよね。

そう毎日にストレスが少なくラクで心地よいこと
が基本ではないかと思います。

 よい人に囲まれ生活できること
 快適な環境にいられること
 健康で仕事や生活が自在できること
 好きな趣味に没頭できること

でもこれらはなかなか実現しないし
全てを手に入れることは極めて難しい。

朝から家族関係が悪くイヤな気分になったり
職場環境が劣悪でいるだけでストレスだったり
周囲の理解が得られず好きなことができなかったり...
ガマンしていると体にもココロにも悪影響が
でてくるでしょう。
勿論自分が原因で環境が悪くなっていることは
認識しなければいけませんが。

例えばオーディオだったら 音を出せる環境をゲットすること
それが最初に必要なことでありその為に全力を出すべきですが
原資があるのに対応しないで放置している。
それは自分で幸せの枠を小さくしている、と端からは見えます。

それでいつものお話しさせてもらっている
車趣味のQOLを上げること これが豊かさ 幸せの
ベースになると信じています。
老後に向けてその努力をするかしないか?
は以外に長い老後や健康寿命を越えた後に大きくかかわって
いて車趣味のQOLに通じていると思います。
毎日の車の出し入れがストレス とか置き場が悪く
車が痛んだり傷つけられたり
整備工場がよくなく常に不安や不満がある
いろいろとあると思います。

そんな大きな話ではありませんが
些細な違い いえそのベースには大きな配慮があって
車のおもてなし 快適性のアップで豊かさを実感できることを
次に記したいと思います。
いつものことですが




[1485] おもてなし返信 削除
2024/6/12 (水) 08:46:14 わんこ
__ / __

オリンピックの誘致の時に流行りました
日本はおもてなしの文化が特色である。
それでは車にそんなモノがあるのか?
と聞かれて 自説を語れる人がどれくらいいるでしょう。

私はベンツ社の一番おもてなしがある車に乗っていて
それを実感しています。

・シートエントリー
 乗り降りする時にシートが下がってくれる
 ジャガーのXJシリーズは4ドアでも装備されています。
 でもC43はドアを開けても全然動かない、これで
 「ああ 気が利かないなぁ」と思います、
 ドアが小さいし軽いから大きく開ければ問題無いだろう
 と言われるかもしれません。 それはシートエントリーの
 車の経験が少ないからです
 毎度毎度のことなのに。

・ダイナミックシート
 最新のSクラス W223の試乗記事を読みました
 「コーナーでサイドサポートが盛り上がり体を支えてくれて
  とてもラクである
  ランバーサポートも 上下盛り上がりベストに調整できる。
  天然温泉に入っている気分だ」
 私の青CL550には最初から装備されています
 当初は煩わしい と思いましたが コーナーで外側が
 出っ張ってくれると横Gを受け止めてくれて
 ハンドルを切るときラクなのです。
 どうして他のメーカーは行わないの? です。

・パルスモード
 あんま椅子みたいに心地よくは揉んでくれないけれど
 ロールが動くことで血流がよくなり長時間のドライブで
 背中がラクになる

・コーナーライト
 ハイビームはハンドルを切る方向に光が動き サイドのフォグランプ
 が転倒しコーナーの中側が明るく見える

・リバースでドアミラーが下を向く
 便利とは言い難いけど配慮は分かる

・ステアリングヒーター
 W215にあってW216にないけど寒いとき助かる

・横風対策
 自動的に横風に対向する>実感ないけど凄く安定している

・静粛性 NVHの少なさ
 決定的な快適性能

おもてなしを感じさせる機能。
豊かさを実感させてくれているなら価値があり、
それに膨大なコストがかかっているとすれば
そのメーカーのユーザーへの配慮の現れ だと思うのです。

レストランに行って座るときイスを前に出してくれる
でもできれば席を立つときに イスを下げて欲しい。
美味しいお料理にキレイで広い心地よい空間 サービス..
ちょっとした気遣いに膨大なコストと手間がかかる
それに私は豊かさを感じます。

慣れると当たり前だけど 欠落すると急に気になる
贅沢と言われるかもしれませんが。
でも折角のドライブの時。極上の空間で満たされたい。

でもコストや維持費がかかる?
中古車なら軽自動車1台分いえその半額で最高を味わえる!
ビジネスホテルいえ カプセルホテルのお値段で
最高級のホテルや旅館に泊まれるのです。
シートから内張からガラスから照明、空調...全てが違う。
最高の宿に泊まっていれば瞬時にそのグレードの判断ができるのです。
維持費はある程度は仕方ないです。国産車の様にはなりません。
でもよい整備工場を探し出せば納得の整備代で
乗ることができます。

1度メーカーの最高峰 最高級の車にトライしてみて
いただきたいです。
豊かさを実感でき元気をもらえて頑張れます


[1486] Re:豊かさとは?返信 削除
2024/6/16 (日) 12:49:09 HIJ
__ / __

わんこさん!

私は銀CLのおもてなしに「ご満悦」の日々です。このおもてなしの背景には、確たる信念というか思想があると思っています。

メルセデスはその標語が「最善か無か」でした。W124の頃(私はW201に乗っていましたが)、それを心底感じていました。なにしろ、「理屈」を付けて返してきます。
「何故こんなにステアリング径が大きいのか?」→「パワステが壊れたとき、腕の力で回せるように」
「何故コンソールはこんなにテカテカしているのか?」→「事故にあったとき、パネル類が飛び散らないように、厚いクリアコーティングをしているため」
等など。

20kmでフルブルーキかけても、100km+αでそれをやっても、変わらない安定性能でした。異常なまでに太いドアヒンジ他、各所にまさに「最善」を求めた跡が認められました。W203あたりから、そうした「思想」が希薄になったように思い寂しく感じました。メルセデスベンツには、こうした根幹における敬うに値する「筋」が入っていたと思います。

かつて日産のレパードが発表されたとき、仰々しくその斬新性がアピールされたのを覚えています。いかに「行き届いているか」が声高に叫ばれました。忘れもしない「世界初」装備のアピールがありました。「世界初のミラーワイパー」でした。たしか報道陣も失笑したとか。私自身は、「他にやることあるだろう。肝心なことはできないからそこでお茶を濁しているのか」と感じたのを覚えています。また、マークUの「5人の会」とかいう宣伝のシリーズが続いて、およそマークUとはダイレクトに結びつくことのない高邁な話が展開されていたのも覚えています。どらちも、ある意味で「おもてなし」(の演出)。でも、背景というか根幹がまったく異なります。次元が異なる。

メルセデスベンツの安全性と高速性は、人間が普通に買えないもの、つまり「命」と「時間」とを提供してくれる、まさに哲学的なオファーなのでした。とりわけアウトバーンでは、他の車より楽に早く目的地に着けば、その時間、コンサートにも、食事にもかけられる。そうした思想から発せられている「おもてなし」です。

最近では国産車のレベルもものすごく上がってきましたし、メルセデスベンツも、相対的にはかつての高処にいるとはいえません。かなり接近してきましたが、さてその「背景」にあるものはどうでしょうか。これは、単純に「見て、来て、触って」わかるところを超えたものだと思います。メルセデスには、乗り込むときに、シートが動いて迎え入れてくれる、このことが、たんにコンビニエントとして、いま・ここで・感じられるだけのものでなく、永年所有して、一緒に過ごし、そこでジワジワとそれこそ皮膚から染みこんでくるものを思われる装備であるような気がします。単なる便利な装備ではなく、その便利さを提供することをさせる思想があり、装備はその結果にすぎないと。この思いには期待と贔屓と、自分の選択に対する自己防衛があります。さてさて、どうなるか。乗り続けるなかで、期待通りにいって欲しいですね。

なにしろ、いまは日々満たされています。「外野」から聞こえる気になるノイズは、ポルシェが電気自動車にも「ターボ」なる名を付したこと、車ネタではないですが、ライカがデジカメなのにかつての巻き上げレバーの位置に同様のかたちをしたものを取り付け「指の置き場」としたこと、こういった老舗の製品に見られる出来事に、ドイツ製品の「現在」に、ちょっと不安をもつ次第です。

わんこさん!
これらかも「おもてなし」を享受すべく、こちらもCLを労り、そして愛でていきましょう。




[1495] 商品化する力量に反応する返信 削除
2024/6/16 (日) 17:09:49 わんこ
__ / __

▼ HIJさん

ドイツにお仕事の拠点があり ドイツ車に長年乗られてこられ
コストも普通の人より遙かに支払われて来られた
それだけで説得力を感じます。

ただベンツ社の主張 個性として「最善か無か」
と言われると そうかなぁ??と思ってしまうのです。
安全性については「おもてなし」の極地であり
顧客への最大限の善意でありますから 否定するつもりは
ありません。


>「パワステが壊れたとき、腕の力で回せるように」
>「事故にあったとき、パネル類が飛び散らないように、

 厚いクリアコーティングをしているため」
> 異常なまでに太いドアヒンジ他

HIJさんがおっしゃられているように これらを忘れ
最近のベンツは軟弱になってきているのでは?
お気持ちは分かります

私は40年近くベンツ社の製品を使ってきて感じることは
その時は思いっきり正当性を主張するけれど
年が経つとシレっと忘れて方向転換してしまう厚顔無恥さに
呆れてしまうことがあります。

・W201 W130で使っていた複雑な構成のフロントアッパーマウント
・W116時代のパーキングブレーキのどでかいノブがダッシュボードに生えていた
・テールランプの表面が段々が汚れて見えなくなるのを防いでいるのだ

あの時の真顔で放った理屈はどうなっちゃったの?
最善はそんなに簡単に変更してもいいの?
であります。
やはりメーカーですからユーザーに受けて売れることが第1
であり その手段としてメーカーの主張を強く盛り込んでいる
と感じています。

何よりも それを実行する意思というか社内で統一して実現
できる力量に敬意を表したいと思います。
操作系のフィーリングや乗り心地には常に会社の個性を
盛り込んで裏切らない仕上がりにしている。
真面目で実直で 不格好なことでも平気で行う田舎っぽさ
とでも申しましょうか 愛すべき会社に思えます。

W215のドアヒンジは前方に移動するリンクが入っていて
狭いところでもデカいドアが開くようになっていましたが
W216では簡単なヒンジに戻りました
(重くて女性が開けられないクレームに対応してでしょう)

W140ではルームミラーまで電動で位置を修正できましたが
今のSクラスでは止めてしまっていますよね
恐らく故障が多くてアホらしくて止めてしまったのでしょう。

CL550の後期にある ダイナミックサポート
つまりシートのサイドサポートが電動で盛り上がり
コーナーで外側へ体が動くのを支えてくれる機構
これはいつまで続くか?少々不安に思っています。

自らの主張を具現化する実行力、即ち研究開発費と
車のコストへの転嫁を実現できるところに 物作りを
行うひと 集団としての魅力を感じます。

壊れないのが発展途上国では何より企業の良心を感じさせますし
コストの安さが何よりも懐の寂しい人への愛情でしょうか。
後付けの理由に対してはある程度聴く耳を持つとして(^^)

>単なる便利な装備ではなく、
>その便利さを提供することをさせる思想があり、
>装備はその結果にすぎないと。
>この思いには期待と贔屓と、自分の選択に対する自己防衛があります。


HIJさんはメーカーの苦労や能力を評価されておられて
その上に 趣味として楽しまれておられる。
楽しい会話であります

>永年所有して、一緒に過ごし、そこでジワジワと
>それこそ皮膚から染みこんでくるものを思われる装備であるような気がします


これぞよい道具を使うときに感じられる魅力だと思います。
だって世界最高の車の一つですから。
私もHIJさんと一緒にCLを労り、そして愛でていきたいと
思います!

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.851