| ディーラーでX308が仕上がるのを待つ間
(ハイマウントストップライトの接着が剥がれてしまって対応していたみたい)
快適な室内でお茶をしながらお話をしました。
話題がX308のフィーリングの良さになりS1191さんが
S「あのドアーポケットを見ても良くデザインされている。
造る側からすれば それだけで感心する」
と言われました
わ「そうですか 私はお借りしたシリーズIIIのドアの内装の
素晴らしさ(中域主体の音も好きだった)が忘れられず
それを継承しているように思います 造りは圧倒的に
シリーズIIIの方が豪華ですが」
こんなマニアックな話 恐らく車マニアでも一部の方のみに
通じるのでしょう
以前お客様で国産車の技術者の方が
「先生のジャガーのドアの内張一枚で我が車のダッシュボードまわりの
コストになるのですよ」
とまるで同じようなことを言っていたのを思いだしました
その時は その言葉の実感が弱かったですが
本日それが追認されるように思いました。
私がディムラーのウッドを集めてしまったのも
単なるリペア用にだけでなくその価値を感じたからでしょう。
まだ有ったかな?
イギリス車やイタリア車にお乗りの方は やせ我慢
の世界にいる面もあると思います。
でも レンジローバーやイボークに乗ると
それだけでないことも分かっていただけると思います。
道具として車は完成し成熟の極みに達し
故障率としては ヒステリーチックに気にする領域にある
そんな中、車を愛でて長年愛用し生活を彩る伴侶となるべき対象、
だとすれば コストと手間がかかった逸品と共に歩むのも楽しい
と思います。
見た目は最後まで大切です
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