| 山奥に入り道幅の広い低速から中速コーナー
の連続になり、どんな感じか?トライしてみました。
まずロールが少なくギャップをしなやかに乗り越えて
あくまでも追従する能力に感じいります。
W215よりロールが少ない、それでもしなやかに路面の
影響を受け流します。
足回りの硬い635みたいな旧式のスポーツカーでは
とても理解できない世界。
正にABCの真骨頂、アクティブサスでしか
得られない世界。
ただ慣れると何だかゲーム感覚。
静かで遠い世界で行われている。
アストンと比べダイレクトさが足りず
グリップの感覚が得にくいのは弱点であります。
スポーティではないけど驚く程速い。
でもSクラスのセダンではこんな機敏な運転は出来ない。
トライしましたがグリップの限界がわかりませんでした。
ブレーキはベンツの常で直ぐにダメになりますが
時間が、短かったのか減速箇所が少なかったのか
以外に持ちました。
室内の荷物は飛び散りバケットシートが欲しくなります。
サイドサポートの調整がある理由が分かりました。
絶対的グリップ力ではDB9のPS5が上回る筈ですが
安心して飛ばせ粗相がないのはCLです。
アクセルの反応、加速力はアストンですが、
ラリー的に走って速いのはCLでしょう。
結局、怖さが先立って一度もフロントを滑らせることは出来ませんでした。
DB9のビビットなステアリングフィール
によるダイレクトさがスポーティだとすれば、
それはガツガツの振動と共に疲労となることなんだと、
理解して走りました。
空いている山道を自在に運転していて私は
理想の車を手に入れたんだなぁ
と思いました。
200万円で購入出来る車ながら
真の満足を得たと思いました
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