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2006年3月
オーバーヒートした635を預けてから既に1年以上
久々に ガム・レーシングにお邪魔しました。
エンジンを見せてくれる 伊藤さん |
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綺麗なクランク回りが見えてくる |
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こちらは ヘッド
ほぼくみ終わったそうです。
私はメカが分からないので 説明して
もらいます。 |
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研磨 表面加工されたクランクの
ウエイトが見える。
コンロッドは前に報告したとおりピカピカに
磨かれている
アルピナクランクに付いていた
オイル掻きは削除されている。 |
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拡大してご覧ください。
コンロッドの大端部が肉厚を落とされて
軽量化されているのが分かりますでしょうか?
これも NAならではの ウルトラレスポンスを
得るための作業です。 |
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軽量化が上手くいかず廃棄される
コンロッド。削りすぎたみたい。
試行錯誤にどれだけ時間が費やされて
いるのだろう・・・ |
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オリジナルのシュニッツァーBMW 635から
唯一?残った パーツ。 そう カムシャフトが
奥に見える。
このパーツナンバーはシュリックの?
一応データーとして残しておきます。
削られ 研磨し 表面加工された ロッカーアームが
美しい! |
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ヘッドはこんな感じです。
拡大して見てやってください。 |
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深くリセスを切られたピストン。
これも シュニッツァーBMW635に搭載されていた
93.4mm φの オリジナルピストンです。
このリングが 何処にも見つからず
結局デブリスのを使っています。
オイルリングが数センチ空いているのが心配。
M88エンジンでなく M30エンジンの93.4mmφの
ピストンリングのオリジナルがありましたら ご連絡
ください m(_ _)m |
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下からバルブ回りを撮影
燃焼室も加工されています。
美しいでしょ!
バルブの開く量をご覧ください。 |
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塗装された ヘッドカバー
色は 伊藤さんの選択
とても上品だ |
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スカイラインGTRのスロットルセンサーを
取り付けたところ
モーテック制御への情報の一つ |
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これがオリジナルの サーモスタットハウジング
これが右下のインテークに装着する 6連スロットル
と干渉する。 |
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試作されたパイプ
試行錯誤 大変だ |
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前のページで紹介したARPの
クロモリスタッドボルト
左がオリジナルのスタッド
これだと閉めている間にブロック側でヌルーっと
抜けてしまうことがある。ひび割れたり。
その恐れが無いように クロモリのボルトが深くブロックに入れ
それを上から ナットでヘッドから締め付ける これだと力をかけても
安心。
日本で制作してもらったら大変だけど 輸入で激安 |
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新たに制作された サーモスタットハウジング周辺
コンパクトに美しくまとめ上げられている
これが車両から何でも造れる人の強み。
スロットルセンサーも取り付けられている |
モーテック制御(2006年11月) |
エンジンのコントロールは フルコン モーテックで行う
ことに決定。当初激安のフルコンも考えたけれど結局
実績 使い易さ その他でモーテックになりました。
全くの新規のエンジンなので ハーネスから エンジンベンチ
に乗せる治具まで すべて新規制作。
大変だ! |
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伊藤さんから送られてきた画像
大きく進行している。
スロットルのリンケージ
ダイレクトコイル プラグ回り
インジェクターラインの設置
整然と 美しく配置されている。 |
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別の角度から
伊藤さんは サファリラリーの経験からも
車両のハーネスは最初から制作できる方。
ご覧ください、 頭の中で電気的に完全に構築
出来ているんです。
旧車もチューニングカーもモーテックで 一から造って
コントロールできるだ。
メカニカルにフルチューニングされたエンジンがモーテックで
完全に調整され 6連スロットルが開放される瞬間!
市販のエンジンとは全く違う次元のエンジンフィールが
実現すると思います。
たぶん 脳みそがとろけてしまうでしょう (^_^)v
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いつもは競技車両が入っている
ガム・レーシング
でもアルファロメオや 914 そしてご覧の様な
ベンツやアリスとまで 面倒な要求をするオーナーが
車を持ち込んでくる。
私みたいなのが 長時間場所を取り 一番迷惑を
かけています。
伊藤さんにお願いするしかありません。 |
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