| ▼ EDさん
このアンプは、出力管が前面に配置されています。
昔、ラックスアンプにあったデザインです。
回路はTAP28で、これは12AU7の直結2段構成に
EL34は自己バイアスでUL接続になっています。
写真ではカップリングコンデンサーは下に隠れていますね。
オリジナルは管球王国に掲載されています。
特徴に入力とNFBに位相補正があります。
(想像ですが、この位相補償の入れ方はマランス8Bを
模範としているようも見えます)
この回路を模擬した理由ですが、
300Bなど直熱三極管のノンNFBのシングルアンプでは、
低音量時に10kHzの高い周波数成分の歪が中低域に比較して
多くなる特長があります(回路や歪打消しで変わる)。
これがいわゆる三極管シングルならではの艶かしさと
思っています。
TAP28では、この特徴をEL34で実現され300B信仰は?と
記事に書かれているように感じます。
結果は、球もトランスも異なっているので
そのような音はしていません(笑)。
今年もよろしくお願いします。
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