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[10124] 理屈は全く分かりませんが・・・返信 削除
2016/2/15 (月) 11:00:37 J
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▼ meiteiさん
> ▼ EDさん

ずっと思ってることなのですが、
だから、知ってることでも理解してることでもないのですが。。

小さい容量のコンデンサと大きい容量のコンデンサでは、
100分の1秒とかで放出できる電力量が違いますよね。
おそらく問題になるのが電力量なので、
容量と、動作電圧の積に依存してくる部分だと思うのですが。

例えば、トランジスタアンプで終段の電圧30Vくらいを仮定します。
そのアンプの整流に100μ程度の小さ目なコンデンサが
使われていたとします。
入力信号に、100Hzの信号を、1波長だけ入れた時の
電源電圧の降下を測定します。
SPの出力によって、電圧降下は変化すると思います。
逆に100Wまで動作がまだ一定化できるって話になると、
要求されるコンデンサの大きさはどんどん大きくなっていきます。

この降下の仕方の形も、入力が、100Hzなのか、1KHzなのか
で違ってくると想像します。
周波数高いほど、短い時間に急な降下になると思うのです。

特定周波数の電力消費が電圧を降下させ、そのことが
音楽信号においてはほかのすべての信号に影響を与える。

とすると、降下するにしても、鋭く急に降下するのか、
なだらかに長く(と言ってもミリセカントレベルですが)
そうなるのでは、これもまた、音の肌合いは違ってくる
ように思います。

じゃ、その短時間での電力補充という意味合いで考えると
構造上、330μと1000μでは大きさが異なり、
小さいほうが当然早く放出できます。
PHILIPSのCDで狙った電源の高速化というのはこの辺の
理屈だと思います。そんなに消費電力が変わると思えない
CDという機材でどこまで本当に有効だったのかわかりませんが。

フィルムコンデンサとの違いという話にやっとここで
繋がるのですが、素材や動作の違い以外に、
そもそも、同じ大きさで比較されることが電源ではあまり
無いですよね。だからこそ今回の実験は貴重です。

信号経路に入れた場合、電解コンデンサの持つノイズが・・
と30年前はいわれていました。で、DCアンプ化が進んだ
のだと思うのですが、「今どきの電解コンデンサは問題ない」
と20年ちょい前にアキュフェーズの設計の方がおっしゃって
られたことを思い出します。

となると、小さい容量どうしては、もう、個性の違いの領域
かな、などと思います。
フィルムの中にも、がさつくやつ、音色のきつい奴、いろいろ
いますし。

真空管は電圧が高いので、容量の大きさと同じくらい
耐圧が要求される。そんな高い耐圧でなければ、
フィルムでも現実的にやることはできる。
そこでキャラクターの違いって話になるのではないでしょうか。

電解のノイズ吸収にフィルムをパラにする、
これも、私の経験では、フィルムより、小さい音色がこのみな
電解コンデンサをパラにしたほうが結果が好きだった記憶が多いです。

15年前のように楽しい電解コンデンサがいろいろ
選べる時代じゃなくなってしまったことが本当に残念です。

見識レベルの低さがばれる長い文章、ごめんなさいでした。

間違えてるところあったら、是非教えてください。

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