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[10144] Re3:理屈は全く分かりませんが・・・返信 削除
2016/2/19 (金) 20:46:15 こいし
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▼ Jさん

レスありがとうございます、すごく嬉しいです。

> 平滑化、わかります。電力の消費がない場合、
> 限りなく一定電圧に平滑できるのだと思います。
> でも、消費した際、50Hzを整流していると
> 1秒に100回、トランスが送り出す。、最大電圧が
> 供給されますが、その後は供給電圧が下がります。
> 勿論、トランスの出す最大電圧にそろうということではなく
> ・・・ということは分かりますが、例えば、
> 100Wという出力で100Hzのサイン波を出した場合、
> 電源の平滑コンデンサが、(トランジスタアンプ前提)で
> 100μなのか、1000μなのか10000μなのかで、
> 出力波形を見たら形が全然変わってしまうのではないでしょうか。
> だから、限度はあるものの、大容量ほど、いいと、感じてしまうのです。


アンプ電源部に安定化回路が無いということですね。

出来るだけ脈流を除去するにはフィルタを多段で入れるか
コンデンサの容量を理論的にはひたすら大きくするように
なります。ところがアンプの性格上フィルタの多段は
終段への電圧低下となりアンプの最大出力スペックが
小さくなるので嫌なのでしょう。

大容量の電解コンデンサという選択と理解しました。


トランスに接続できるコンデンサ容量は、トランスの最大電流
出力値までになります。大きなコンデンサに見合った大容量の
トランスが必要で、この事例ではほぼトランスの巻き線の太さ
に比例します。

既に判っていらっしゃるのだと思いますが、
日本のコンセントの最大電流値15A以下です。

電気工事の資格も必要で、危険なので実施できませんが
例えば50A契約の家庭であればブレーカの出口からは
50A取り出せます。つまりAC100Vの取り出せる電流値は
ブレーカの制限によって決めらるだけです。
もっとも電流値に見合う線材やコンセントなど安全面から
対策は絶対必要です(燃えます)。

> うちで使っている低音用金田式アンプなどは、
> 現状のテクニカルサンヨーの製品の3倍位の値まで、
> コンデンサ増設してしまっています。
>
> 如何でしょう?


設計的にトランス許容値が守られていれば全く問題ありません。

日本で販売されるトランスは高温保護のために温度ヒューズが
内蔵されていなければいけませんので、連続負荷で許容値を
超えた使用では温度上昇によってヒューズ保護されます。
一方、電源ON時のチャージは一瞬のためオーバしてもおそらく
切れないのでスペックが分からないと怖いです。

話変わって(矛盾します)。

真空管アンプがメインなのでが、電源の安定化はしてますか?
と問われると、していません。
低域の生きとか躍動感が無くなってしまい、つまらない音に
なるからです。

一方、コンデンサ容量は大きい程良いかと言われると銘柄にも
よりますが2220Aの軽さとかキレが重ったるくなったり、
あるいはスッキリし過ぎた、少し冷たいような音になります。

結局は、22uFから1000uFの間で試聴で決定しています。


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