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[10453] 第9番を録音して聞くと返信 削除
2016/12/31 (土) 10:05:20 わんこ
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▼ EDさん

おはようございます。

年末のお忙しい時期ですので レスのレスポンスについては
まったく気にされないようにしてください。

> 最近は、ヤフブロのmoleさんといってクラシック音楽の専門家
> のような方とよく情報交換していますが、わんこさんの評価は
> この人と同じような表現をされているので驚きました。


検索して拝見させていただきました。
ソフトとハードの追求がどちらも深く広く、そしてバランス良く
世界を楽しまれていて、文章からもお人柄の魅力が
伝わってきました。
クラシックの世界を教えてもらおうと思います。

> わんこさんは確かピアノを習っていたとお聞きしましたが、
> それで直感的にクラシック音楽の演奏や録音の良し悪しが分か
> るようなっているのでしょうか。


正直、褒められると嬉しいです。でもその根拠は??です。

自作SPの調整がネイロの追求に繋がったのはあると思います。
長岡鉄男さんのバックロードホーンの時代は フルレンジの良さで
後はツイーターや中低域の制御でしたが、3wayとなると
中域を造る と言うか変な音をさせないのがとても難しく
逆にネットワークでピアノのネイロとか変えられるんですね。
それで ボーカルやピアノの音を聴きながら調整したのが
中域の判断に役立っている様に思います。
バスレフの調整で低域とか。

後はクラシックコンサートの招待券をご厚意で頂戴し
何回かサントリーホールやトリフォニーホールに聴きに
行かせてもらったのもよい経験になっています。

オーディオ的に大音響で素晴らしい音の世界を造るのは
マニアならではの魅力的な世界です。
ただホールの色々な席で聴くことで実際のコンサートの音は
どうなの? と振り返ってみると 今回のセルの録音は
距離感が甦った感じです。

http://wanko.pecori.jp/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s5937#5937
ジャズオーケストラはPAが介在しますが
それでも聴く位置でまるで違う音になりました。

> このソースはCDでも充分楽しめると思いますが、ハイブリッド
> のSACDでは弦楽器が少しなやかで滑らかに聞こえます。
>
> ただ、SACDやハイレゾは、再生機器が良くないと中域が弱く
> 力感のない音になりがちなので注意が必要ですね。


SACDの音には色々な意見があるみたいですね。
録音技師の方からは 装置にお金をかけるより SACDを
再生するようにした方が効果的と言われました。

私も少し経験した感じでは大変効果がある仕様なんだと
思っています。
元々のソースがどうか?については意見が分かれると
思います。



実は 第9番の演奏がとても心地よく何度も聴いています。
第3楽章はちょっと退屈と言っては失礼ですが第2楽章
そして第4楽章のコーラスとソロが出てくるところの掛け合い
は広大な空間が感じられて痛快です。

4人のソロパートが並んでいる姿 これが見える様で
いいですよね。

それで ZOOM Q3 で録音してYouTubeにアップしようと
しました。迫力を出そうと思って音量は大きめに。

そうしましたら・・・ 声は甲高く 弦楽器は荒れている感じ
がするところが強調され 散々な録音でした。
ジャズだとディスクトップオーディオでYouTubeを再生
してもそこそこ良い感じが伝わってくるのですが
我が家で最も音の素直なディスクトップオーディオでは
元のCDを再生したときのクオリティーの差に愕然と
しました。

やはり生の音源はそのもつ音量を大切にすべきなの
でしょうか?それともリビングのシステムの癖が
強調されただけなのかもしれません。
JBLのドライバーとホーンの個性が強く出てしまった
のが直ぐに感じられました。

いずれにせよ マルチウエイのSPを自作することは
音の解析と構築に凄く役に立つと思います。
マニアがユニットを語りながら実際に自作していない人の
言葉は軽く感じますし、それがケーブルや機器の判断で
ウロウロするのは 自作をされていない つまり音の構成が
理解されていない面があるからだと思います。

私の場合 SPの完成度が低いと思っていて、音が今ひとつなのを
ソースのせいに出来ない面もあります。
ただ 心地よいソースには反応できるようです。
自分の好みに鳴るように音を造ってきましたので。

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