[1048] 大満足の 研修会報告返信 削除
2002/9/5 (木) 23:00:26 わんこ
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ひろせさんに チケットをもらい 研修会に行って来ました。
いつもの いたれりつくせりでした。

サントリーホール 2階席 ど真ん中 最前列!

日本フィルハーモニー交響楽団 藤岡 幸夫指揮

1 ベートーベン バイオリン協奏曲
  ソロは モーリス ハッソン

 去年最初に研修会に行かせてもらったのが 同じ曲でした。
 その時は都響で日本人のバイオリンソロでした。

 日本フィルは 老かいと言うか 落ち着いた感じ。精密さ
 より 上手さでしょうか?
 最初 ステージ右側の低い音の弦が遅れたりしました、が
 だんだん乗ってきました。ソリストはこれまたすごいテク
 ニシャンで、曲自体が ソロのテクニック炸裂の部分もあり
 ますのでみごとでした。ただ ご自身の解釈 癖も時に
 多少見えて オケとの解け合い乗りの良さでは 精密で盛り上がり
 を抑えた都響の演奏のほうがいつも聴く CDに近かった
 です。

 ホールの音は 今まででベストでしょうか。中域から高域
 の楽器が鮮明で オーボエや金管楽器がクリアーに聞こえます。
 20m離れているとは到底思えません。響きも豊かで それが
 邪魔にならない。弦の美しさは 右横の2階の方が 解け合い
 が美しいかもしれません。壮大な ステレオで 圧倒的音の良さ
 オーディオ的な話の前に 次元の違う 快感に浸れました。

 サントリーホールは 特に2階は いいなぁ

2 吉松 隆 交響曲第2番「地球(テラ)にて」

 作曲家の方と指揮者の説明があった。1991年ころ湾岸
 戦争があったころに、交響楽振興財団の依頼によって作曲
 された。4楽章あり、それぞれが 中東からアジア 北国
 ヨーロッパ そしてアフリカとモチーフがあって、36分と
 短い。

 現代的で聴きやすく 乗りが大変良い。長すぎず飽きない。
 最後は ジャズ的に聴いて踊ってもいいくらい。
 第一楽章と第三楽章の弦が重なる時の美しさよ!

 トリフォニーホールの歌曲でも感動しましたが、今回も
 素晴らしい演奏で感動しました。圧倒的迫力と美しさ
 こりゃー 招待より自分でお金を出して聴くべきだと感じ
 ました。それくらいありがたいエンターテーメントです。

 あの迫力をレコードで聴こうとも思わないし、多少現代っぽい
 乗りのよさは、ライブならではってありますよね。
 レコードで聴いて 演奏に浸ったと思えるオーディオと
 実際に聴くのとは別なのと同じです。

 木琴 鉄琴 パーカッション とっっっても上手いのね。
 一糸乱れぬ演奏 席もいいから 音的快感もバッチリ。
 大太鼓の コントラバスの もろもろの 響きが 高さ15m
 の空気を揺らがせる。気持ちいかったなぁ・・
 ベートーベンの2倍の楽器 迫力 みたいに感じました。
 クラッシックより ポピュラー的で 多少難しいかもしれない
 けど これはとてもいい曲だと思います。演奏も素晴らしかった
 です。地球の地域の雰囲気が出ていて 4楽章ともちがって
 楽器も違って自由で面白い。
 フリージャズのオケと違って PA 全くなし。
 いいなぁ・・

 他のコンサートのカタログをもらいました。前はそれで
金 聖響さんのコンサートに行って来ました。
演奏家より まず曲を知りたい段階です。他のホールにも
興味があります。オペラにも行きたいと思っています。

今日は 6割くらいの入りでしたが、あれがヒットして
満タンになるといいなぁと思いました。

ひろせさん いつもいつもありがとうございます。
堪能させていただきました。



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