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[10590] ブラームス交響曲第1番を聴き比べて返信 削除
2017/3/20 (月) 18:07:52 わんこ
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連休をお泊まりでBBQに行って来ました。
花粉がなければバイクツーリングに最高の
季節になってきました。
渋滞を避け早めに帰宅したので寛いでオーディオを聴きます。

EDさんに教えてもらった ハイティンク ドレスデン
国立歌劇場管弦楽団。
そして紹介してもらったベームのウイーンフィルを買ってみました。
1975年の日本公演とその後のスタジオ録音?の全集。

数日前にベームのCD全集2組が届いたので早速その夜に
聴いてみました。

演奏は日本での伝説的ライブと その後の録音で素晴らしい
との評価です。終わった後の歓声からも日本での盛り上がりが
伝わってきました。スタジオ録音の方の緻密で正確な凄い演奏だと
思いました。

ただ 音が・・・
先のハイティンクと同じ曲なの? と思うくらい音が
違うのです。

簡単に言えば低音不足。そして弦楽器の音色も軽やかに抜けて
舞わず、刺々しく刺激的でベタッとして心地よくありませんでした。

それで今日昼から聴けるのでじっくりと聴いてみました。

やはりSPの角度を変えたのが大きく クロスでのつながりが
今までとかなり異なります。クロスの被さりが多くなり
ホーンが耳に向くようにやや下向きにしたエンクロージャー
もあり弦楽器の帯域が強い様です。

ハイティンクのは帯域バランスがピラミッド型で安心して
聴けますがそれでも弦楽器の音は??です。

それで元に戻したり 中間にしたりして大体傾向が分かり
ました。前の角度でネットワーク調整を行ってきたので
リラックスして聴けるのは前の角度かそれより軸を少し耳側
に向けたくらいでひとまず落ちつきました。

弦楽器の漂う美しさ まではいきませんが、何とか聴ける
状態です。軸上に向けると相当音が違うようでアッテネーターの
調整では追いつかずネットワークのやり直しを行わなければ
ならないようです。

その後ジャズやピアノを聴いたりボーカルを聴いたりして
いい気分になりました。


ところで 学生時代のころの記憶です。
1970年代のグラモフォンの個人的なイメージが思い起こされました。
当時のグラモフォンは弦楽器がキツく低域がやや少なめのバランス、
ということはありませんでしょうか?

ハイティンクの録音はマイクが近くオーケストラを見るような
距離感と整然とした位置関係とは違いますが 私には心地よく
聴けます。もちろん 私がホールで経験したS席でのバランス
とも違いますけど。

勿論、録音の問題だけではなく 我が家のメインシステムの問題が
メインに残っています。
バランス的にはディスクトップオーディオの13cmのフルレンジの方が
そつなく聴けることもあるくらいなので。

クラシック再生 いえ自作スピーカーの完成度アップは、
一筋縄では行かないなぁ とあらためて感じています。
自分自身、進歩しているのか疑わしいです。



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