[スレッド全体]

[10661] じっくり比較返信 削除
2017/4/1 (土) 16:52:27 わんこ
__ / __

気分が落ちつきましたので、心置きなく
KT88の出力管を聴き比べています。

実はSPの左右の音の差の原因が 恐らくネットワークだと
分かったのでそちらが気になるのですが それを差し引いて
聴くようにしています。

当初 中域が弱めで若干ワイドレンジのドンシャリ?に
聞こえたEHですが 使っている間に音が落ちついてきた
ようでレンジが広い音に感じられてきて好印象になりました。

ピアノの甲高い部分もチリチリせず綺麗ですし
オーケストラのコーラスも量感と奥行き感が出て
ボーカルの反響も逆の方向から鮮明に聞こえます。
オーケストラはJJよりも良いのでは?

そうそう EDさんが真空管の底に番号を打ってもらって
いるので 今度はペアを間違わないで済みました。

JJは 中音 中低音が強くて押し出しがいいです。
クレヨンで描いた絵みたいな音と言ったら語弊があるか
ただ 我が家のSP アンプの環境では高域の伸びが足りない
感じで抜けが少し欲しいです。
コーラスが出た時の奥行き感やボーカルのエコー そして
弦楽器の繊細さ そしてシンバルやブラシの飛び散る感じが
少なめに感じました。
ウッドベースは太く強め。

そこれでTungSolロシア の6550に交換するとハッとしました。
クラシックの弦楽器の美しさ コーラスの高域の綺麗さ
多くの音の中で個々の楽器の存在が上まわっている様です。
ジャズピアノも女性ボーカルも美しい。
ウッドベースのタッチとブーミングも低いところまで出る。
レンジ感が広いようです品がよい音に感じました。

まだ2,3回しか交換していないので確かなことは言えません。
それでもアナログレコードのカートリッジを換えるみたいに
明快に音の傾向が違って 比較が楽しいです。

写真でご覧の通り 真空管は美しいですし質感があって
モノ自体が存在感とロマンを感じさせてくれます。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]