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[10807] 4機の現実返信 削除
2017/6/8 (木) 15:05:41 わんこ
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PAA3Xは 1/6octで特性が測れますので 慣れてくると
情報量がとても増えているのが体感できます。
鋭いピークやディップは物理的に理由がある筈で
それを考えることも有益だと思います。

特性とは別にピンクノイズ再生音の差は歴然としていまして
大きい小さい、ソフト ハード 低音出ている出ていない
高域伸びている伸びていない
誰が効いても分かるくらい違いがあります。

と言うことは ドライバーで楽器のネイロもまるで変わってくると
思われます。

何回も測定してみると小さな距離の差 位置 角度の差は
問題にならないことが分かりました。
それぞれ5回くらいスクリーンショットで撮影して
全体の傾向を把握しています。

画像をご覧ください。

上の右と左は私が今まで使ってきた2420です。
明らかに音量差があって 実際 画像左に見える
音圧レベルでは 67dBと71dB と3dB 以上も違うのです。
そして 肝心の帯域 2kHz〜8kHzが3〜10dBも違う。

これでどんなにネットワークを頑張ったとしても
左右のバランスは取れないことが分かります。
私が時々悩ましくも1dB 右を強くしていたは当然でした。
ただ 1.6KHzのピークは殆ど同じです。

これがホーンで共鳴するとどうなるのでしょう?

そして 次段は Jさんにお借りしたドライバーAとBの
特性です。

Aは背面のネジが2つなくカバーも緩いのもあり音圧が低い。
Bは 音圧レベルが左に近く 肝心の2-8kHzがフラットです。

どうやら右chには お借りしたBを使った方がよさそうです。


ところで ご覧の皆さま。
私は10年前にリテイルマネジメントさんで 右と左の
ドライバー2420を調整してもらい、測定の上
特性を極めて近く揃えてもらって出荷されています。
実際に届いて聴いた時は感動しました。
左右があって 特に高域が伸びている2420の音を聴いた時。
アルテックの802ともまるで違う音でした。

自作派の方は少なく 特にネットワークで頑張る人は
殆ど居ないと思いますが、マルチアンプシステムにおいても

そして 古いJBLのドライバーを搭載しているメーカー製の
スピーカーシステムをお使いの方も!

個体差の大きさ 経年変化 に対して注意が必要ではないか?
と思います。

そう前は良くても今は・・・?

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