| ▼ わんこさん
UDP-205はバランス出力の方が音が良いと評価する方が多いので、
わんこさんのプリ(RCA入力のみ)に合わせてアダプターを作成
しました。
ケーブルの結線だけで変換する方法もあるようですが、ここは
本格的?にライントランスを使ってみることにしました。
バランスケーブルは、ノイトリックXLRコネクタとノイマンの
ケーブルを使ってアダプターから直出しにしています。
RCAケーブルだけ用意して、プリの入力に接続してください。
後でプリに内蔵してしまうことも可能です。
〔仕様〕(測定値)
XLRバランス→RCA変換
入力インピーダンス:約18kΩ
出力インピーダンス:約3kΩ
昇圧比 :1/2.45(出力が4Vもあるので降圧)
周波数特性 :10Hz〜100kHz(-0.5dB)
(1MHzまで特性の暴れはほとんど無し)
アダプター作成時にUDP-205の出力回路の基板を見たところ、
OPアンプが
RCA出力 :L4562 ×1個(LR共用)
バランス出力:OPA1632 ×2個(LR分離)
になっていました。
これでは、音質に差が出てもおかしくないですね。
それで肝心の音ですが、激変しました。
高域の刺々しさは全く無くなり、全帯域で厚みのある音になり
ました。
私の自作ES9038と聞き比べると、UDP-205は高域の伸びが良くて、
低域の量感と締まりが僅かに少ないようです。
(私のDACも、UDP-205の音を参考にして高域の伸びを少し改善
させていただきました。)
これは、同じ曲をすぐに聴かないと分からないレベルになって
いるので、完成度は高い(ハズ)です。(笑)
ただ、やや大人しくなり過ぎているかもしれないので、もう少し
負荷抵抗の種類や値を変えて調整してみます。
これだけで音が大きく変わりますが、アーレンブラッドレーの
抵抗にすると元気が良くなり、わんこさんの好みに合いそうな
気がしています。
もう少しの間貸していただいて、岡山の仲間と聞き比べをして
音質調整したいと思いますがよろしいでしょうか。
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