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[11020] UDP-205(バランス接続)の音質返信 削除
2018/1/10 (水) 23:06:49 ED
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▼ わんこさん

UDP-205はバランス出力の方が音が良いと評価する方が多いので、
わんこさんのプリ(RCA入力のみ)に合わせてアダプターを作成
しました。

ケーブルの結線だけで変換する方法もあるようですが、ここは
本格的?にライントランスを使ってみることにしました。

バランスケーブルは、ノイトリックXLRコネクタとノイマンの
ケーブルを使ってアダプターから直出しにしています。

RCAケーブルだけ用意して、プリの入力に接続してください。
後でプリに内蔵してしまうことも可能です。

〔仕様〕(測定値)
 XLRバランス→RCA変換
 入力インピーダンス:約18kΩ
 出力インピーダンス:約3kΩ
 昇圧比      :1/2.45(出力が4Vもあるので降圧)
 周波数特性    :10Hz〜100kHz(-0.5dB)
           (1MHzまで特性の暴れはほとんど無し)

アダプター作成時にUDP-205の出力回路の基板を見たところ、
OPアンプが
 RCA出力   :L4562  ×1個(LR共用)
 バランス出力:OPA1632 ×2個(LR分離)
になっていました。

これでは、音質に差が出てもおかしくないですね。

それで肝心の音ですが、激変しました。

高域の刺々しさは全く無くなり、全帯域で厚みのある音になり
ました。

私の自作ES9038と聞き比べると、UDP-205は高域の伸びが良くて、
低域の量感と締まりが僅かに少ないようです。
(私のDACも、UDP-205の音を参考にして高域の伸びを少し改善
させていただきました。)

これは、同じ曲をすぐに聴かないと分からないレベルになって
いるので、完成度は高い(ハズ)です。(笑)

ただ、やや大人しくなり過ぎているかもしれないので、もう少し
負荷抵抗の種類や値を変えて調整してみます。

これだけで音が大きく変わりますが、アーレンブラッドレーの
抵抗にすると元気が良くなり、わんこさんの好みに合いそうな
気がしています。

もう少しの間貸していただいて、岡山の仲間と聞き比べをして
音質調整したいと思いますがよろしいでしょうか。

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