| さて いつも我が家で聴く音量にしてみました。
@ジャズボーカル 伊藤君子 Body And Soul
ローランドハナのピアノの輝きと 伊藤君子の明るい声
唾の音と息づかいが分かり心情が伝わってくる様な音で
聴きたい。
CD-15改
このソースのためにあるようなCDPなので申し分ない
人によっては輝きすぎ 響きすぎに感じるかもしれません。
息がかかるような目の前で歌って舌使いが見える様な
ボーカルが心地よい
UDP-205 アンバランス接続
声がふくらみ勢いが減る ただ抜けが良く自然な感じが
よい
UDP-205 バランス接続
CD-15に近づく声の凝縮感 舌使いも唾液の飛び散る感じも
する。ピアノもカチッとしている。
A Geoerge Szell クリーブランド交響楽団 第九第4楽章
6分〜10分
CD-15
声が明るい バリトンが朗々と歌う 反響も分かり易い
4人のボーカルがとにかく前に出てくる。 その分コーラスも
平面で奥行き感が足りない
アナログのラックプレーヤーを片付けたからか コーラスの
位置が素直に展開 音場感が良くなった感じ
UDP-205 アンバランス接続
ボーカルが1番ふやける 弱いかんじ 音が多少滲むのか?
ただ最低域のレンジは1番伸びていると感じる。
SACDだからか広大な空間を感じさせてくれて心地よい。
UDP-205 バランス接続
4人のボーカルの定位 肉厚感がしっかりする。音がカチッと
凝縮する感じ 奥行き感もここちよい ただ何か頭が抑えられている
感じがする。トランスを使っている と言うプラセボが効いているのか
MCの昇圧トランスを使ったイメージ
バランス接続と何度も切り替えている間に CD-15の中域に
ピーク感と言うか強調があるのが分かる。それがピアノの響き
ボーカルの存在感を強くしているようだ。
かえってその癖が気になってきました。
それでCD-15はお休み。
B 反田恭平 東京フィルハーモニー交響楽団 オペラシティーホール
ラフマニノフ パガニーニの主題による狂想曲 作品43
28〜ラストまで
CD-15
平面的だけどネイロは1番好みかも
ピアノとオーケストラの演奏の分離が悪い
UDP-205 アンバランス接続
広大な音場感が魅力的 音は滲むようでピアノの音が
カチッとしない。コロコロ美音が少々減退する
UDP-205 バランス接続
ピアノの美しさ 音の粒が強くなり分離がよい
転がる指先が見える様な音になる
オーケストラの音が凝縮して品がよい感じにきこえる。
ただし やはり何か抑えられている感じがする。
このCDはバランス接続が1番聴いていて心地よい
なお バランス接続はプリアンプで1クリックだけ
音を大きくして聴いています。
それぞれ6回以上聴き比べました。
どれもそれぞれいい音に聴こえ 途中から差があまり
分からなくなってきました。
耳が疲れた?
アダプターを使ったバランス接続の音の凝縮感と
滲みの少なさが好印象でした。
ただ、正直なところ これでなければ!と言えるほどの
有意差を強くは感じられなかったです。
EDさんがご自宅でチューニングされた時の違いを
恐らく感じ取れていないと思います。
それと何度も聴き比べることで
我が家のCD-15改の個性 癖 響きが明らかになったのは
想定外の収穫でした。
まだ1日
これから もっと聴かせていただきたいと思います。
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