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[11143] Re:4Kソフトを再生してみる返信 削除
2018/2/18 (日) 22:55:11 Go
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 4K用のソフトを試された話、とても興味が
刺激されました(というか色々思い出した)。

 色々の中身は、著作権保護と ES多重化の
定義の違いと、そしてフレームレート。

 1)
 個人的に映像作品を購入することはなく、
業務ではこの手のソフトは全く使いません。
 なにしろ、これらのメディアは著作権保護
かかってるから、デジタル伝送の機材で通ら
ない。 使うのは HDCAMか P2。


 2)
 メディア読み込みでレートが出るというの
は知らなかったですが、そのレートが変動と
いうので、あぁこれ PSだと、懐かしかった
です。

 符号化されたデジタル映像は、パケットに
分割されます(Internet網を飛び交う情報も
一繋がりのデータでなくパケットに分割され
ています)。

 デジタル映像をパケットに分割する定義は、
  MPEG-2 TS(Transport Stream) 伝送向け
   固定レート CBR(Constant Bit Rate)
  MPEG-2 PS(Program Stream) 蓄積向け
   可変レート VBR(Variable Bitrate)
 の 2つ。

 搬送波に載せて伝送される放送の世界は、
全て TS形式です。
 NAS(HDD)や光学メディアに記録する場合は
ほぼ PS形式です。
 普段 TSしか関わってない者からしたら、
画質によってレートが変動する様をみて一瞬
驚かされ、そしてあぁそうだと気付きました。
(TSの世界は、レート変動すると事故もの)


 3)
 TV放送のフレームレートは、日本の場合で
約30fps(frames per sec) 正確には 29.97。

 でもシネマの世界は 24fpsです。

 キャプチャされた情報みると、シネマ向け
のフレームレートで、映画館用のマスターが
そのままディスクに焼かれるようですね。
 映画作品を TV放送にのせる際は、24fpsを
29.97fpsに変換する、テレシネという処理が
入ります。 「地上波初登場」とかを待って
視ても、映画館と同じ 24fpsではない道理。

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