[スレッド全体]

[11167] Youtubeで 20kHz音源を 20kHzまで再生できる条件返信 削除
2018/2/22 (木) 16:27:08 Go
__ / __

■ 前提
 Youtube上のファイルを再生する際の仕組み

 ダウンロードできるファイルは、トランス
ポート層の制限によって決められる。

 少し前までの mp4コンテナフォーマットは、
  video codec : H.264
  audio codec : AAC
 が主(例外まではフォローできません)

 新しい WebMコンテナフォーマットだと、
20kHzまでの音再生が確認できた codecの
  video codec : VP9
  audio codec : opus
 が採用されている。

 WebMは HTML5でサポートされている。
 HTML5のサポートは
  Internet Explorer(バージョン9以後)
  Microsoft Edge
  Firefox
  Google Chrome
  Opera
  Apple Safari
 となっていますが、さらに WebMへの対応が
されてないと最新の codecで再生できません。


■ 実環境での確認

Youtube - 現在のブラウザのサポート状況
https://www.youtube.com/html5
この Pageを開くと、そのブラウザで対応する
コーデックが判ります。 添付画像がそれです。

 自PCで確認
  ---
  InternetExplorer 11(11.0.9600.18920)では、
   H.264は再生可、WebM VP9は不可
  ---
  Firefox(58.02)では
   H.264、WebM VP9ともに再生可
  ---
  2015年発売の TH40-CX700上では
   H.264は再生可、WebM VP9は不可
  ---
 でした。


■ 再確認

 今回の音源、PCから再確認しました。
  長谷川きよし - 「別れのサンバ」2012
  https://youtu.be/2qMzBDe66s8
 IE11で開くと mp4でダウンロード
 Firefox(58.02)で開くと opusでダウンロード
 でした。


■ 考察

 Youtubueのファイルを高音質再生するため
に、20kHzまで伸びるかというテーマに沿うと、

・ 再生した時点で opus codecであるか

 がポイントになるようです。

 技術的には AACで 20kHzまでの記録は可能
なので、サーバ側の仕様、言い換えれば配信
のレートとフォーマットの組み合わせによる
配信側の戦略的な判断にあたると思います。

 2016年以前にも、特定のファイルは 20kHz
まで伸びたという声も見かけますが、公式な
情報がなくユーザ側のレポートをかき集めて
ある程度みえてくるかという状況で、明確さ
にかけます。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.000][st:0.010]