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[11381] ベートーヴェンバイオリン協奏曲SACD盤返信 削除
2018/4/7 (土) 00:12:27 わんこ
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好事家さんに PS-A1004を激安で譲ってもらい 弦楽器の
演奏を心地よく聴いています。


先に購入した 2枚のCD

1955年レコーディング

ヤシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ指揮


何と63年前のごく初期のステレオ録音ですが リマスタリング
で大きく音が変わっていて 良し悪しもありました。

真ん中がリマスター盤で右のが今回届いたSACDです。
DSDマスタリングだそうですが OPPOがあるのでそのまま
聞けます。

マスタリングとしては同じなのか? と思うくらいオリジナル
のCDとは音やバランスが異なり 大人しくしなやかに レンジは
広く歪み感が少ないです。
オリジナルは目の前でオンマイクでガンガン演奏してくれる
にたいしてリマスターはオーケストラの中に立っているのが
遠くから見える感じ です。

それでSACDとリマスター盤と聴き比べをしてみますと
直ぐには違いが分からないくらい似ています。
でもよく聴くと SACDの方が高域が伸びていて美しく
中域も透明感があり音場感もより優れています。
低域は

 ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 フランス国立放送管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス指揮

の方が豊かで残響が長いのですが こちらは100Hz以下が少なく
今回のハイフェッツのSACDを聴くと それ以下の低音が入って
いてレンジが広いのが分かります。

私はオイストラフのオーケストラが心地よく感じますが
こと演奏となるとテンポが速く乗りがよく エモーショナルが
ソロバイオリンのハイフェッツの方が聴きたくなります。

そう SACD盤を聴くことで色々な面でオーディオ的快感が
大きいので素直に楽しめます。

アマゾンのレビューではネガティブな批評が多いですが
私にはCDとは一つグレードが違うクオリティに感じ
ベストが決まりました。

バイオリン協奏曲としては その後半に入っているメンデルスゾーン
の演奏も有名だそうで クラシック初心者の方には
このSACDがお薦めです。いいですよ〜


それにしても60年前の演奏が こんなによい音で聴けるのか?
マスタリングで弦楽器の音がかくも異なってしまうのか?
驚きです。

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