| 仕上がりました。
報告がてら仕様をこちらにまとめておきます。
・バイワイヤリング
上側がTW、下側がWFのターミナルです。
・WFローパス
変則2次。
コイル2.1、コンデンサ3μ
→コイルは1・9と2.1にタップをつけ内部配線で
変更できるようにしています。
現状は1.9になっています。
1.6にしてTWのATTをあげるともっとハリのある音になります。
機材の透明感が足りないかな、という際には、2.1を確認してください。
結線WF:赤で巻いてある。
2.1 :白
1.9 :赤
1.6 :黒
→コンデンサはNWボードではなく、SPターミナル部分に
ついています。こちらも増量調整が必要な可能性もあると
考えたことと、配線からそのようにしました。
トータルでずいぶん低いところから切り、フルレンジにありがちな
中域の持ち上がりをおさえ、スケール感を出しました。
コンデンサは2次のスロープを作るというより、純粋なTW領域の
透明感や、TWレスポンスの確保目的です。
TWハイパス
計算値通りの3000クロス用4次、8オーム計算。
ATTが入ることもあり、キッチリ8Ωで計算しました。
C1=3.51[uF]
C2=7.04[uF]
L1=0.27[mH]
L2=1.21[mH]
TWハイエンドのdoping
SPターミナル+から、TWプラスへ、
NWやATTを経由せず、現状0.56+0.1μの
コンデンサのみを通すバイパスラインを引いてあります。
ATTで1.5デシTWは下げていますので、
持ち上げていると言ってもその程度、かつ、課長範囲に
影響あるのだろうか?というコンデンサの値ですが、
しっかり影響します。
アンプまでの解像度が低いなど、もっとシャキッとさせたい
場合、ここのコンデンサを1μ程度まで増量する調整が
有効です。
現状では配線とコンデンサをバスレフダクトから前に
出していますので、これでよい場合はエンクロ内に
押し込んでください。
38センチ+ホーンとかの音を相手にしなければ、
たいていのシステムと喧嘩できるレベルになったと思います。
ジャズもロックもクラシックもボーカルも。
でもジャズが一番らしいかな。
片側2115が時々音怪しいところが気になります。
ブックシェルフ型ですので、指向性はフロア置きだと
広くないですね。サービスエリアが正面に限定されます。
上下の指向性はシビアです。
リスニングポイントの耳位置がユニットの間になるくらいで
聴いてらっしゃるとのこと。それなら丁度良いです。
今日組みあがりましたので、もう少しだけ部屋で鳴らして、
発送いたします。
わんこさんところでよろしいでしょうか。
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