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[11558] Re3:KT120-PPアンプ 競演返信 削除
2018/6/25 (月) 20:45:30 こいし
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▼ EDさん

アンプの完成度に対して、回路の違い、パーツの選択よりも
音造りの方向性に一番違いを感じました。

現在、我家は4WAYマルチアンプとなっています。

すべて真空管シングルアンプで、出力管は845、KT88、
6CA7、300Bとなっています。この中でオリジナル管は
6CA7のみであとはロシアや中華球です。

回路構成も3段と2段、SRPPとこれまたバラバラ。

つまり、一般的に言われるところでは全くまとまるわけが無い
と思います。

自分の思っていることになりますが、
TWは077を使っています、この世代では公称21.5KHzと
一番伸びていますが、エネルギー感は他のJBLと比較してか細い
のが特徴です。こいつは10KHz以上で乗せる感じで使うか、6.3
KHzから使うかが悩みところです。組み合わせる相手はLE85で
これは2WAYで使うならばワイドレンジで10KHz以上伸びます。
LE85の自然にロールオフしながらフェードアウトする高域と
もう一段上のパワー感がある077とでは、どこで被せるか
非常に悩みます。ネットワークのスロープを緩くしてつなげる
のも一つですが、これがマルチアンプだとアンプの個性が
上乗せされるため、うまく出来ないのです。
一見まとまるのですがソースを必ず選ぶようになります。
自然と避けるソースが増えることで無意識に反応が出ます。

一般に、マルチは同じアンプからスタートするのが良いのは
これがあるからと理解しています。

私は自分でアンプを造りましたので、この何故つながらないか
というのが大きなテーマで、実用域で歪みをとことん減らす
、特徴は消し去ることが重要だと分かりました。

せっかくの真空管アンプ、出力管の個性を嗜むのが楽しいの
ですが、これを辞めた音造りを目指しています。

実際の問題として、
ウーハやミッドレンジは、聞き分け出来るので調整できますが
TWは耳の衰えもあって高域のみでは合わせこめません。

そこで、すべてのアンプは単一のユニット、人の声の帯域で
バランスを取っていますから、マルチに移動して、細かい調整
のみを行っています。

ブラタモリという番組がありますが、
これで女子アナとタモリの音声がまずまともに聴こえることを
スタートにしています。

オーディオは音なので、テキストでは限界がありますので、
ぜひ、一聴して頂けるように、楽しみにしています。


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