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[1182] 今日の報告返信 削除
2002/12/4 (水) 01:43:21 わんこ
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▼ けんけんさん こんばんは。

コーラルの10L−60Bの説明書とトランス情報その他
到着しています。とても参考になります。いつもありがとう
ございます。

今日はフィットネスは1.5セットで早く終わり、家人が風邪で
居間にいないので(笑) たっぷりと2時間オーディオしました。目一杯です。

> こちらは D-200のスタンドを考え中です。

けんけんさんの次期システムまでのつなぎとして まずD−200
なんですね。大型システムが恋しくはならないのかなぁ・・


> で、計算結果から箱が少しい小さいことや、現行のダクト
> の狙いが分かるかと思います。


板を入れるのを前提に 共振周波数を下げ ダクトの面積の
適正化が図れる様にする為だと思います。

ところがダクトに関しては後ほど報告しますように
あまり上手くいっていません。先のエクセルからもう一度計算
してみます。


> 先日送ったカタログにも似たような大きさのツインの箱が載ってますので
> まんざら無茶な設計ではないと思います。この例ではスリットダクト
> を2本使っていて、なかなか考えられた設計になっていると思います。


上下で箱を分けているのでしょうか??
ダクトのピークをずらすのは駆動力があると良さそうです。
ダクトはスリットの細目が ピーク感が少ないのも感じました。

> ユニットを縦に積むと縦方向の志向性が狭くなりますので、箱を高めに
> するか、ホーンを少し下向きにすると良いかもしれません。
> どちらにしても、2本のウーファの正面かウーファ正面を外方が干渉が
> ブロードになるの定位では有利になると思います。


最終的には ホーンを少し下に向けました。
定位に関しては他の要素も多いと思われるので まだまだです。
報告に間違いがありましたらご指摘をお願いします。

*10L−60B*
mo33g fo 28Hz 94db/m 総磁束16万
軽いコーン紙に強い磁石 2つで 38cmウーファーの面積
と 色々と狙いがあるのがわかります。ネットワークは
ー12dbでも 肩特性が対象の数値が出ているのが時代を
感じさせるところでしょうか?

*ダクト*
まず密閉で位置をずらして軸上で計って 100Hzくらいにピーク
があるのが分かりました。箱がやや小さいのかもしれません。
測定上は 右と左で部屋の影響を受けてしまい、特に右側は
80Hz以下が少ないです。
けんけんさんが入れていた板1枚が素直でダイナミック。
取ると抜けすぎで共振が強めになります。
ただ聴感上はコントラバスの基音が少ないかんじで 倍音ばかり
聞こえます。ポピュラーのベースも目立ってしまうので
もう1枚板を追加しています。
低域はまだまだ。

*コイル*
コイズミ無線から1.5mHのコイルが到着。トリテック。
フォステクスの2.2から 1.5へ ウーファーのローパス
のコイルを交換。12db/oct ー6dbクロス 非対称では
4オームで800Hzのクロスでは、コイルは1.5mH
コンデンサーは46マイクロFが規定値。
手持ちのコイルは大きすぎでした。

中抜けだった 中音の薄さが一気に解消。モン耳の私でも
直ぐに分かった。ピアノの中域から上がかなりコロンコロンと
粒だつ様になった。

コンデンサーは40マイクロFなので、
フォステクスのシグマとか言う2.2を追加、これは
不思議とモコモコの傾向に変化。高域が出る傾向に変化する
と思ったのですが・・しばらくこれで使ってみる。

*SPの置き台*
地べたに置いておいたが ブーミーな帯域が気になる。
床との接し方も不安定。

中低音が強いだけに ウッドベース等で気になって仕方ない。
ボーカルにはかぶっていない感じ。

TAOCの でかい画鋲タイプを挟む。3点支持。動かなければ
いいけど押すと不安定。

これで劇的に変わってしまった。今までのダクト 方向の
調整が無意味になってしまった。全く違う。
特性的にも 下の方が少し弱くなっている。

音の動きはよりいいし 声もスッキリしてきたし、変な響きが
減ったのはいいけど 音が寂しい。ふくよかさが足りない。
どうも60Hzくらいから下のローエンドが削がれた感じ。

ただ スッキリくっきり系なので 可能性は大だと思う。
10cm角くらいのウッドさいころを使ってみたい。

*ホーンの向き*
SPが2cmくらい上がって 中域が聞き易くなって
ホーンを下に向けた。ボーカルが小さめになる。でも何か
違和感もある。測定すると 1〜3khzくらいが強く
なっていた。その分 広がる感覚がいまひとつ。
ウーファーとホーンの開口は 平行に耳が馴染んでいる。

*サランネット*
まあまあか と言うところまでアッテネーター等を調整した
ところでネットをつけると これまた大きく違う。がっかり。
先の中域の盛り上がりが減った。

結局 定位は今ひとつ ボーカルもまだまだで終わる。
フォーレのレクイエムのディースカウの存在感等は 前の
システムにはほど遠く 全然違う。声にひたれない。

*ホーンレベル*
当初 ウーファーからなだらかにレベルが下がる様に調整
していたが 思い切ってフラットに近くしてみる。
聞き取りにくかった中高域がスカッとでて 良い面が多い。
ただ相対的に100Hz以下が少ないのが目立つ。
結局ウーファーのセッティングに戻る。

欲しい音
フワッとした柔らかさ 風が漂うような ローエンドの雰囲気
音像の周囲の気配 奥行き 広がり そんな感じが欲しい。

*実験*
鉄心入りの4.7mHのコイルがあるので 下のウーファーに
ー6dbのハイカットのつもりで入れてみたい。
270Hzくらいカットだそうだ。0.5mオーム以上ある
抵抗がどう作用するのか? ダンピング感は? 低域の
ピーク感は そして帯域バランスは?

*気になる*
ホーンの方向とか SPの位置 置き台の材質とかを
気にすると 距離 角度はできるだけ左右整えたくなる。
頭を数センチ動かしただけで ボーカルの顔の方向 形が
変化してしまうナーバスさは 良くなるところがあって
初めて許容されることに気づいた。今のでは気になるだけ

とまあ 報告だけうだうだと書かせてもらいました。
何も分からない状態なのが残念。

車でいえば 初心者でセッティングもしたことがないのに、
アルピナのバネに 調節式ショック そして
車高長 タイヤに ホイール そしてアライメント調整ジグ
と部材ばかりたくさんあって 使いこなせない状態と
言えます。うう・・

一度問題点と 調節するところを シンプルに調節できる様
しなければならないと思っています。
さて またもう少し聴いてみよう。ジョールイスのピアノと
マイルスはどうかな?

遊ぶにしても ちょっと大変です(笑)

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