| ▼ わんこさん お疲れ様です。
やっぱり普通に鳴りました! そうじゃないかと思った。
そうそう、定数通り組んでも鳴らないのがネットワークってやつです。
特に低域は球アンプの苦手な4Ωをトランスで8Ωにしている事と
直流抵抗の少ない(低域はこれが味噌!!)鉄心入りコイルを
使っている事から本来のアンプの制動力が発揮できているのだと
思います。
高域に付いてはこれも直流抵抗の小さい大型トランス式
アッテネータのお蔭です。
もう一つ、このネットワークはアンプの試聴用なので、
”逃げ”のチューニングがしてあります。
コイルとコンデンサーの値からカットオフの計算をすれば分かりますが
ハイパスが900Hz、ローパスが750Hzで多少中抜けになっているわけ。
まあ、計算通りには切れませんので、この程度で丁度良い訳です。
そのまま使うことはありませんから、コイルのタップを替えて
カットオフを変えてみるなり、コンデンサを増減するなり
弄ってみてください。
但し、そのコイルやアッテネータで出した定数は別のコイルに
当てはまるとは限りません。
そう、この世界は深いのです・・・
PS.写真に写っている金色の物体は8Ωのメタルクラッド抵抗です。
アッテネータの入力インピーダンスはほぼこの抵抗値で決まります。
ついでに、インピーダンス変換トランスは汚いけどピアレスの高級品ですよ。
とちょっと自慢・・・
ではでは。
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