| 最近音がクッキリハッキリ コントラストが強くなり好みです。
低音もしまってレンジが伸びているのですが 僅かに量感が
少なく感じるようになりました。
当初はUDP-205のOPアンプを交換したからか?と
思いましたが 他のソースでも傾向が似ているのです。
原因は分かりませんが取りあえず MDのアッテネーターを
少し絞りました。
MDの2420は能率が高いのでトランス式アッテネーターで
-8dB減衰させ それにJさんに教わってボリューム式の
アッテネーターで0.6〜0.8dB 下げています。
それでボリュームの減衰を1.5dBくらいにしてみました。
弦のキツさは減るけど どうも籠もった音に感じます。
それで-1.1dB くらいで聴いていました。
いつもより 0.3dBくらい弱めたことになります。
クッキリハッキリのUDP-205でYouTubeを再生している
分にはそれでも問題はありません。
今日 皇帝三昧をしていたところ
バイオリンのキツさ 五月蠅さ 歪みっぽさが減って気にならない、
そしてチェロやビオラのハーモニーが豊かに響いて
心地よいのです。
これなら60年代70年代のDECCAも気にならず聴けるのでは?
まず EDさんご紹介の
バックハウスのブラームス ピアノ協奏曲第2番
高域が刺激的ではなくしなやかに澄んだイメージに
なりました。(まだ第2楽章はキツイ所があります)
以前は難しい曲に感じていましたが美しい曲で
そして音場の広さ 音のしなやかさが感じられ
とてもよい録音であることが分かりました。
そしてこのCD↓
http://www.amazon.co.jp/dp/B000LZ54X2
ベルリオーズ:幻想交響曲
バイオリンの高域が聞き苦しくないのです!
(第2楽章の出だしではまだ強めだけど)
他のレーベルに比べれば強いですが これなら弦の音だなぁ
と思えますし 個性として受け入れられます。
クラシックファンの方でも 何とか受け入れてもらえそう。
素晴らしい演奏と録音を堪能できました。
たった0.3dBの違いですが バイオリンの質感が大きく違うのに
驚き、 アッテネーターの調整の価値を再確認しました(^_^)v
めでたしめでたし
とおさめたいところですが 経験上また戻すことも
多いです。
0.3dBの違いがそんなにシビアにでること 分かることが
良いことなのか? 私の耳が高性能なのか?
否
おそらく私のウーファーとMDのクロスが浅めに繋がっているために
理想的なクロスに比べて MDのレベルが下がることでクロス周辺の
浅さがより明確になり 一部は良いけど他はダメ、
なのでしょう。
ちなみに キースジャレットのinsede outは今ひとつ
でした。縁取りマーカーの縁がなくなったのを感じます。
中低域のピークを抑えないとダメなのか クロスをもう少し
深めにするべきなのか?なかなか難しいです。
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