| ▼ Jさん
昨日は仕事の合間にわざわざ来てくださり ありがとう
ございます。
美味しい食事や絶景、感動は親しい人と分かち合う
ことで何倍も楽しめると思っています。
今回Jさんがオーディオの先輩としてビックバンド好きとして
一緒してくれたことでマニアックな会話が楽しめて
一人で聴くことの何倍も楽しめます。
Jさんならではの言葉によって 「ハッ そうだったんだ」
と思ったり 「そう、そこを表現してもらいたかった」
と合点がいきます。
日頃SPの距離を厳密に気にする私たちですから コンサートでは
楽器との距離と方向性 そしてPAの影響は無視できない要素で
それを端的に表しています。
>ブルーノートで6席目くらいなら、まとまり絡まったホーン
>セクションの音が頭を突っ切っていくのを感じられますが、
>今回の位置だと、柔らかなハーモニー感になります。
私がビックバンドでも期待するのは豊かな臨場感です。
それを「柔らかなハーモニー」と書いてくださった。
クラシックはホールの残響が大きいですが
今回の比較的デッドなステージでもホーンセクションの音の
重なり演奏が上手く音階タイミングが合っているか?
が基本ですが 上手く演奏された時の あの音の立ち上がりと
止まり 静粛と強奏のコントラスト そしてドラムやピアノ
ベースとの混じり合い。 あれはオーディオでは難しいです。
何故ならマイクでは何でも音を録音しますが 人間は選択的に
ハーモニーと部分を聞き分けられる!
> ソロで前に来た時のペットだけ、直間比率が思いっきり
> 直接音に寄った音で固さが目立ちます。
トランペットの音だけはレーザービームの如く
突き刺さってきました。しかしそれだけに音の良さ 演奏の
テクニックや息づかいが手に取るように分かる。
>数曲でバンド変わっていきますので、そもそも飽きません。
>あれこれ思っているうちに次から次へ。
おっしゃるとおりです。分かり易い名曲を変化をつけて端的に
演奏してくれるので飽きないし面白い。
アマチュアらしい砕けたトークもココロを和ませます。
最後にプロの6重奏がありましたが 上手いのは明らか
なのですが テクニックの披露が多く曲が増長に感じられ
ました。
4時間経過してからの後ですから厳しかったですね。
> でも、結局、ライブは音以上に、ライブとして楽しませて
> くれるこなれた演者さんのトークにほっこりしたり、
> いいなと感じた若手プレイヤーの10年後を妄想したり、
> やはり部屋では感じられない幸福感沢山でした。
同感です。
Jさんも私も 人への関心が沸いてくるタイプなのですね。
またアマチュアは良い意味で力が抜けていて 演奏も40年レベル
となると円熟の境地です。
「年金生活ですが 忙しいのです。この後コンサートの後片付け
をしたり みんなで宴会したり・・・」
日頃の生活に追われていては中々こうは言えないですし
バンド活動をしての幸せな感じが伝わってきました。
内向きになりがちなオーディオ趣味ですが ライブに行くこと
で感覚をリセットできますし世界が広がります。
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