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[12984] ライブの感想返信 削除
2019/8/7 (水) 09:13:14 わんこ
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昨日は美酒と共に大いに盛り上がりました。
これほど幸せな気分になれるとは思いもしませんでした。

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/sadao-watanabe/

ブルーノート東京は満員で300名あまり
前半の部が終わって出てきた人は 60-70才代が多く
横付けされた大型バスは 三越の「ジャズライブを聴こうツアー」
だそうで 30名ほどの団体さんでした。

出てきた人の顔からはそれ程感動していたようではなかったです。
恐らく前半と後半は 盛り上がりが違ったのではないか?
と後から感じることになります。

Jさんとバーで1杯飲んで 8時開場と共に新たに飲み物と
おつまみをオーダー 落ち着いたキレイな客席は
それだけで雰囲気が盛り上がります。

9時からのスタートにはびっしり満席

ナベサダ(あえて敬称はつけません)は思いの外小柄な
人ですが 凜とした筋が通った紳士です。

演奏が始まると 「ああ 殆どがPAなのだなぁ」
と少し残念に思う。

でもJさんは「ここから3席奥になると音が違うのです」

前から7列目 ナベサダから7m 右のドラムから6m
ウッドベースが8m ピアノが9mの距離
実は理想的な席だったのでした。

演奏はスリムに紳士的にカッコウ良く切れよく
リズム感は抜群! だんだん盛り上がってきます。

往年のナベサダしか知りませんが それも最近CDを
聴くわけでもなく だけど

 ウォ〜!!

と観客の反応は半端ないです。私も鳥肌がたって・・

だって 凄く上手いんだもの。カッコウいいんだもの。


スティーブガットは機関車が繊細な料理をすると思いきや
リズミカルにタップダンスを踊るが如し 硬軟自在
熟達の世界 ドラムは殆どが生音で 普段は静かで五月蠅くなく
それでいて力を入れると・・・ まあ しびれます。

私にとって最も驚いたのはウッドベースの人の上手さ
軽快で高音から低音までメロディアスなラインの音の
正確さ 軽やかさ PA主体の音で若干エレキっぽいですが
曲 演奏の中で凄くマッチしている音 音量でした。
そしてスティーブガットとのリズムセクションの素晴らしさ
筆舌に尽くしがたい!

こんなにリズムがあった演奏って過去にあったかなぁ
CDのベスト演奏を聴いてもここまでの素晴らしさは
ないだろう と思って聴いていました。
Jさんもノリノリ。

ピアノは常に笑顔で紳士 ムダのないメロディの美しさ
アドリブのスマートさと メリハリもあり心地よい。
これまた右上4mくらいのスピーカーからのPA主体ですが
こんなに聞き取りやすいのも初めてです。

そして渡辺貞夫のアルトサックス
これぞ日本 貞夫のアドリブ 泣き 響き そうあの貞夫節
スマートでイヤな音が少なく 前傾で乗ってくる場面と
背伸びをしてバラードの聴かせどころ
紳士でカッコウ良く 上品で 笑顔が素晴らしい。
マイクからは50cm以上離して PAより生の音を届けよう
としていました。
私の席で聞こえる音は 70%は生の音だったのです。

結果 信じられないくらいのウエルバランスで
生でしか得られない迫力と歪みの少なさとイヤな音がしない
世界。
音楽 演奏に没頭できる最高の音でした。

4人は10年以上40年のお付き合いだそうで
息の合い方から存在感の出し方から もう何と言って
いいか・・

バラードでは思わず涙が出てきてしまい、
リズムのノリノリでは体が踊らずには居られない。

ジャズを聴いたことがない方でもこの素晴らしさは分かるだろう
だから 観客は大盛り上がりで最後はスタンディング
オベーション。私は横の美しい女性をおもんぱかって
立つのは控えましたが 観客があれほど演者をリスペクトし
盛り上がれるのはそうはないのでは?
それが渡辺貞夫には 他のプレーヤーに伝わったと
思われます。

これぞライブの魅力 言葉では表せられない。
似たような経験がなければお話ができない。
この前の幻想交響曲も経験しなければ分かりませんが
お酒を飲みながらのジャズライブの魅力は 格別です。
だから昨晩終わった後 あの言葉がでたのです。


今朝、奥さんが
「チケットが8000円だったの?安いわねぇ」
そのとおり! よくぞ言った!

聴かずに終わったら一生の不覚
今でも体の中が暖かい
人は幸せになるとこうなるのでしょう。


Jさん 最高の経験ができました。
お酒も美味かったですね。

心から感謝申し上げます。

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