| ▼ Jさん
スピーカーを自作する人にとって とても興味深いお話
です。
書籍や評論家の人からどれだけこの様な話を
してもらえるでしょうか?
(自作の経験の少ない評論家を私は頼りません)
絶滅危惧種の人達、つまり色々なユニットを使って
自作したからこそ言えることでしょうか。
> 一番思うことは、例えばチャンデバで2次のスロープ作るのに
> いくつのパーツで構成されるのか。
> それに加えてパッシブは2個です。
> なので、パーツ1個の個性の影響がとてつもなく大きいという
> ところが最大のリスクだと思っています。
マルチとネットワークのどちらが優位か?
の単純なテーマではなく それぞれも長所短所 使い方
音量 ユニット構成 そして調整の行いやすさ 再現性
そしてコスト・・
実際に経験した人のみが語れると思います。
私もマルチアンプシステムは一時かじった程度でしたが
成果を上げられず 結果ネットワークにとどまっています。
そのネットワークもJさんに 配線のやり直しから
コンデンサーの一本化 その他諸々をお手伝いしてもらって
やっと基準を超えた気がしますので 自作の大変さが
分かります。
その分楽しくもあり メーカー製にない魅力 性能?
もあるようですけそ ここまで通過した経験と成果で
語られるべきなのだと思います。
書籍やネットに書いてあることを元に少ない経験で
あのユニットはどう?と言われると
本当に頑張って造ったり使っていないのが分かります。
> 自作ホーンシステムの弦ってTWよりもMDホーンの個性が耳につく。
> その個性はピアノや打楽器ではそれらしい響きとして認識される。
私が感じてきたことです。
上で2420のドライバーのみの音を聴くように指摘されています
が 私にとって ホーンの泣き 響きをもってピアノの音を
上手く演出していると思っていまして、
さて他に私の好みのピアノの音を出してくれるのはどれだけ
あるのか?
エレクトロボイスの復活したアリストクラット(30cmウーファー)
のホーンには私の心に響く 響きがありました。
その良さを失わないで 弦楽器もかなり心地よく聴けるように
なっていると思います。Jさんのお陰です。
> 一方、ハーヴェスト等あの頃はやったドームシステムの音の個性は
> WFの分割振動帯のならし方鳴き方にあるように思います。
> タンノイだってそう思います。
> なので双方それぞれその個性が合う得意領域があるように思います。
響きを如何に上手く利用し再生音で心地よく聴かせるか?
振動の制御を今のように把握しコントロールできない昔からの
技と言うか 文化的?知識だったと思います。
Jさんやハリさんは この方法ではなく振動をできるだけ
少なくする方向性で当てはまらないと思います。
私は米松合板のエンクロージャーですし 適当な置き方と
柔な部屋なので こちらに近いのを自覚しています。
楽器が響きを本質としていて その個性のディフォルメこそ
聴いた気がするしびれる再生音を出す方策として
今でも無視できないと思います。
※ただこの響きをアンプもスピーカーも減らしてきたことは
確かです※
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