| ▼ わんこさん
N響の録音は、音場が狭くて前に音が出てきますね。
一方、ウィーンフィルの録音は、これと対照的に音が左右に
広がり残響も多く感じられます。
これは録音の仕方の違いもありますが、ホールの違いが大きく
影響していて、ウィーンムジークフェラインの響きのすばらし
さをマイクで上手く捉えていると思います。
わんこさんは音場を重視されていて、生演奏の雰囲気が伝わる
かどうかで録音を評価されていることが良く分かりました。
もう一つ注目(注耳?)していただきたかったのは、両オケの
ヴァイオリンの音の大きさと伸びです。
ウィーンフィルのヴァイオリンは音圧が高く、高音の伸びが
大きく違うのですが、聴き取れますでしょうか。
特にヨーロッパ系のオケは、このようにヴァイオリンの音が
大きい傾向があります。
高域が大人しい録音でも、ウィーンフィルのヴァイオリンは
このように聞こえます。
www.youtube.com/watch?v=Rp_pCBf4-4E
これは、生演奏を聴いても同様に日本のオケと海外のオケの
違いがあるのを体験しているので、録音の違いだけではない
と思います。
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