| 2階席は演者が良く見えます。
音も重ならず全てが聞こえます。
今回、オーチャードホールと大きく違うのは、
弦楽器の多彩な表現、木管楽器の音が段違いに良く
聴こえることでした。
ダイナミックなコントラバス、心地よくまろやかなチェロ、
そして太く早く強いバイオリンが旋律を分かりやすく乗りやすく
楽しませてくれます。わざわざ聴きに行く必要がありません。
そもそも演者のガタイが違いスタイルも抜群です。
良く聴こえる木管楽器は時々遅れたりテクニックは?
と思うことがありました。
作曲者のお国柄が良く分かっているからか、聴かせどころを
心得ているようです。
第三楽章 のピチカートのダイナミックさ、
第四楽章の炸裂と音が止まる時の見事さと静寂!
少ない1秒くらいの残響が見事でした。
繰り返しますが絃楽器の合い方厚みは見事で
これぞライブの魅力! 惚れ惚れしました。
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