| オーディオマニア的に感じたこと。
やはりセンターで聞きたい。
第二バイオリンは僅かに遠く左右の位置関係、音量が
アンバランスになります。
また2階席サイドでセンターに寄ろうとしたので
距離が遠くなり、演者が ステージ奥にいるので
指揮者まで30m近くあり、五嶋さんのバイオリンは
録音されたのとは異なり音量は相対的に小さい。
後半に慣れて乗りが良くなり没頭できましたが。
できればあと、5mいや10m近づいてセンターで聞きたい!
音量と左右の広がりがもっと欲しい。
サントリーホールの2階と異なり最前列でも
3階がひさしになり目の前の手すりが下からの
音を遮ります。
よって残響が少なくデッドになり100Hz以下の量感が足りず
お腹に響く低音が少なめでした。
低音に敏感なオーディオマニアには物足りないところです。
弱音で美しさはオーチャードホールに及ばず
東京フィルハーモニーの繊細さが恋しくなりました。
リスニングルームの押し入れに入って前面に頭を出して聴く感じ、
音楽の全体像はとても正確です、ても前に出たくなる
そんなところでしょうか。
贅沢、文句ばかり言ってはバチが当たります。
広いココロで音楽を演奏を楽しむ、
それができない了見の狭さがオーディオマニアの悲しい性
なのでしょう。 |
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