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▽ 2020/1/23 (木) 23:21:59 ▽ わんこ |
| https://www.tpo.or.jp/tickets/2020_operacity.php
全8回の第1回目です。
まず日高屋の野菜たっぷりラーメン 大変美味しかったです。
Jさんと合流し、席は前から10番目 実際には8番目で
音量 音圧を重視して選びました。
前回のスマホで録画OKの時は2列目ですから少し後ろです。
それでもオーチャードシリーズの時にくらべかなり近いです。
最初の
ラフマニノフ／ピアノ協奏曲第3番
初めて聴く曲でした。ピアノは素晴らしい腕前で
超難曲？を見事に弾いて感動の演奏でした。
音的には直接音が少ない感じで猛烈に強く弾き
高域の輝きも出そうとしているのですが 少し
モワーっとしていました。
それでも私には過去のピアノ協奏曲を振り返って
今までかつてない迫力で堪能できました。
ただ 曲が・・・
おおぉ 盛り上がる〜 と思えば ノンビリモタモタ
そのフレーズがとって付けたようで どうにも合わない
キタ〜！と期待してもその次が展開しない。
簡単に言えば乗れない ムダな旋律 流れが多すぎる様に
感じました。
弦楽器は極めて繊細で美しく 打楽器 コントラバスも
迫力があるのですが 何だかもどかしさにイライラして
しまいました。
ピアニストは素晴らしい方なのでもっと私に分かり易い
曲で魅了してもらいたかったです。
幻想交響曲
前はオーチャードホールで聴きましたが
少々弦楽器が弱く もう少し迫力が欲しかったです。
今回はどの音も強くウルトラビッグバンド
と言ってもいいくらい迫力がありました。
少々コントラバスの重心が下がりきらないこと
中低域にピーク感が感じられたこと（距離が近いからか
床が共鳴するからか 倍音が多く聞こえた）
ティンパニーがホールの壁に共鳴し不明瞭になること
そうステージが狭いからか超低域が弱く感じました。
音圧に不足はありません。バイオリンの陰になるので
後ろの演者が見えず 音も多少スポイルされ
ハイ落ちに聞こえるのはこの前の時と同じ傾向です。
演者に近いのでそれぞれの音が良く聞こえます。
演奏のミス？やタイミングが合わないのもネイロのズレ
も敏感に感じます。少し粗が目立つ感じ。
それでも弦楽器の合い方は見事でした。
お料理で言えば まだ煮え切らない素材が感じられる
シチューとでも申しましょうか
響きや溶け合いを重視される煮込んだ旨味を求める
方にはちょっと近すぎるかもしれません。
最後の盛り上がりでは 大迫力でノリノリ！
これぞアンプを通さない生の音の集約だ！
猛烈なエネルギーの世界を存分に楽しみました。
この音をオーディオで再現しよう とか到底無理で
考えることが起きません。
楽器の音は本来とても強く多彩で美しくマイクで録音された
音はその一面に過ぎない。
逆に生の音が録音された音を上まわっているとは限らない。
今日はそんなことを感じて聴いていました。
オーディオマニアは大変耳が鍛えられている
ので音楽マニアの方より演奏の音にシビアに
感じてしまうかもしれません。
果たしてJさんは どう感じられたか？
遠慮無く素直に語っていただきたいと思います。
帰りは空いていて駐車場から自宅まで40分かかりません
でした。近さは魅力です。
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