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2020/3/23 (月) 13:04:04 三等
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▼ Jさん

> 三等さんにとっての常識が、私にとって初体験だらけ
> だということがよくわかりました。


主に経験で養われる力ですが、
作業を明確にイメージする能力、思考作業の熟達度、
イメージする材料である経験をどれだけ持っているかが、
職人の力量だったり財産だったりします。
日本では、金銭価値を認めてもらえないので辞めてしまいましたがw
JIMさんは職人ではないので、そんなもの持ってなくて当然です。

簡潔に伝えようとすると、冷たい言い回しに見えるかもしれません。
ご容赦くださいませ。


> ミニマム6日の工程ですね。
> 一回センチ、了解しました。


1回で塗り重ねられる厚みを、約5mmと見積もりました。
1cmでは厚いように思います。
3cm積層したい場合、単純に6回x2面=12回(12日)です。
片面が垂れなくなった硬化度合いで反転して裏面を施工するなど、
見極め次第では可能になってきますが、
ここは判断力次第なので簡単にオススメできません。

> 重ねる際、表面の乾燥がおそいとのこと、

ヤスリ掛けをされる場合は余分に硬化時間が必要です。
(硬化反応と乾燥とを別々に認識された方が、今後の混乱が防げます。
塗り重ねる場合は、表面の硬化度合いは無視していい場合があります。

> 重ねるときには前段階の乾燥は完全に済んでから出ないと
> まずいのでしょうか?反応熱で温度上がって、旧表面の硬化
> 進みそうな気がしてしまうのですが禁止??


塗り重ねるタイミングで前段階で施工したエポキシボンドの硬化が未完了だった場合、
次に施工するエポキシボンドの硬化反応熱をきっかけに過剰に反応熱が上がることを避けたい。
そこで翌日以降(20時間/20℃)のインターバルが必要になってきます。
塗り重ねる場合での硬化の遅い表層は、気にせず塗り重ねてOKです。
おっしゃる通り、反応熱で硬化は進みます。

> やすりは最後の最後で、フロントホーン外側、
> バッフル固定しないものなら天板になる部分。
> ここは見えるので、きれいにフィニッシュしたく


SUS粒ナシの層を1cmとお考えのようですが、
ここはSUS粒アリの5mm圧より更に薄くしないと硬化収縮が激しくなり、危険です。
2mmでも厚いと思ってしまいます。
表層を整える前の段階でどこまで肉薄できるか、そこに掛かっていると思います。
SUS粒の入った層は容易には削れません。
ホーンマウス上面の三日月部は、バックスキンやカーボンフェルトなどを乗せ
吸音処理とガサガサ隠蔽の同時処理なんてのは如何でしょう?


一般的には、美しさも重要になるのでしょうけど、
1番重要なのは、左右のホーンで同じ作業と質を厳守する事だと思います。
釈迦に説法ですが……。


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