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2020/3/27 (金) 12:10:28 三等
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さすが仕事が早いですね。
粗方の塗装が剥離出来た様で、安心しました。

改修ダンプ材の塗布について、
繰り返しな部分もありますが念のために書きますと……

ボンドをそのまま使う場合は、厚さを0.5mm/回 以下で
SUS粒入りボンドは、厚さを5mm/回 以下にしてください。

@ 最初に、SUS粒を入れずにボンドだけを擦り込む様に
 塗り付けます。アルミ素地のヤスリ目にボンドを入れ込み、
 付着力を挙げる為です。厚みを付ける必要はありません。
 ご都合により次のどちらかをお選びください。

 ・次工程までの硬化待ちが可能な場合は、粘度調整なしで塗る。
 (塗り込みやすいが、次工程まで待ち時間が掛かる)
 ・次工程で硬化待ちをしたくない場合は、粘度調整して塗る。
 (塗り付けにくいが、次工程を待ち時間なしで行える)

A 主剤・硬化剤を混ぜたボンドに増粘用の粉を混ぜ、粘度を調整します。
 そこへSUS粒を練り込み、塗布する。
 ・滑らずに塗り付けられる場合は、そのまま塗り付ける。
 ・滑って塗れない場合は、表装のボンドをそぎ取ってから塗り付ける。
  そぎ取ったボンドは捨てるか、SUS粒ボンドを塗布した後、表装を
  整える作業段で使用する。

B 塗布したSUS粒入りボンドをゴムベラ等で撫ぜ回すと、SUS粒が沈み、
 相対的に余剰のボンドが浮き上がって来ます。
 肌が滑らかになる様に、左官作業の要領で整えてください。

 ボンドが浮き上がってこない場合は、ボンドが適正量かそれ以下な場合、
 粘度が高すぎな場合が考えられます。感触と肌の巣穴の状況で確認して
 下さい。
 ボンド量が少なすぎた場合と粘度が高すぎた場合は、層内に気泡を多く
 巻き込みやすくなり、音響的にも機械強度的にも好ましくありません。

 少なすぎと、粘度高すぎな場合は、
 主剤・硬化剤を混合撹拌したボンドを投入し、先行して塗り込んである
 SUS粒入りボンドに練り合わせて粘度を再調整してください。
 粘度”再”調整の際のSUS粒入り高粘度ボンドは、そのままホーン上で
 練り合わせても大丈夫ですが、ホーンから回収した方が混ぜやすいで
 しょう。
 いずれの作業も、塗布量、調整量を確認し、左右のホーンでマッチン
 グを図って下さい。

注意:必ず主剤・硬化剤を混ぜ合わせたボンドに対して、増粘材、SUS粒
 などを投入し撹拌・混錬して下さい。
 SUS粒入りボンドの粘度再調整などの場面では、主剤と硬化剤を混ぜた
 物を投入してください。主剤と硬化剤を別々に投入すると撹拌不良に
 よる硬化不良が起きます。エポキシボンドは乾燥による硬化をしません。
 除去には溶解・洗浄が必要になり大変です。

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