| プロセスとして、欲しい音が出るようになりました。
その後も載せたり移動させたりあれこれ。
「ここだ!」というポイントが明確にあり、
写真から更に150グラム程度の真鍮の棒を載せた瞬間、
ふっと世界が変わりました。
おろしたら元の世界。
やはり、ホーン開口部の固有振動が最も悪さをしていて、
それが消える最適な設定というものがある、と感じます。
すっきり伸びのある音、
TWが自由になっている感じ、
象徴的なのは、音の奥行。
ホーンはホーンそのものが鳴いてしまうため、
振動板位置よりもホーンの前のほうに音が張り付いてしまう。
ましてやその音はソースの音とは違った音なので、
音源が音が消えてもそのまま残る。
これが減ると、ずっと後ろから音は出るようになる。
まあ、たくさんのホーン使ってきましたが、
これはどんなホーンも共通。
出せる音や方向は確認できたので、
効率よくくみ上げる工程に移ります。
あああ、そうそう、真鍮の塊を鉛に変えてみるというのも
今更ながらも確認してみました。
まだ音がカサカサしていた時なので、カサカサをなだめる
効果はあるだろうが・・・・、程度モノで使ってもいいか・・、
などと思ってみたりもしたのですが、
出てきた音は私からすると40年変わらない重ったるく
死んでしまった音になりました。。
小型SPで弦楽四重奏しか聴かないならありかも。。 |
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