| 民生機器を開発する時に、全てを自製すると大変な
ことから、汎用のOSをベースに作るのが昨今は多い
んですが、ちょっと興味深い流れになってますね。
UNIX系の中で、FreeBSDは Windowsでいえば NT系
(元々 IBMの OS/2が源流)に近い、強固なOS。
Linuxは、オープンソースの世界で多くの人の手が
入ったとされていて、Windowsでいえば 95/98系。
この説明は自分にとって受け入れやすいもので、
つまり安定性を求めるなら Linuxは避けた方がという
雑な判断に繋がるんですが、実勢としては Linux系の
OSが機器の開発に採用されること多いですね。
理由は、リアルタイム性(応答性能ともいう)。
ボタン操作とかとは別に、入力があれば応じて
アウトプットをすぐに出す動作が求められる場合、
タスクを順番に処理するよりは、割込ありきで
処理をまわさなければ、応答性がよくない。
機器の中では、情報が飛びこんできたらハードが
割込をあげて OSが処理に入ります。 プログラムで
作った処理を優先していては、映像の出だしがもた
つく、ということです。
映像処理の世界では、リアルタイムOSが優位です。
|
|