| DALIのスピーカーは初めて聴かせていただきますが
滑らかで歪み感が少ない 音が前に出るタイプではない
ですが(誰かの家の音が前に出過ぎなのです)
それ程後方に引くタイプでもありません。中庸な感じです。
中音は滑らかでその上が爽やかで気持ちいいです。
高域は粒子が小さめ。リボンツイーターの能力でしょうか。
低域は大きなウーファーの低音と違い腰の強さや切れ込み
より自然にフワッと出てくる軽やかさが感じられます。
これがウーファー3つ使いの音でしょうか。
100Hz以下にけっこうな盛り上がりがある感じで
恐らく部屋の影響が出ていると思われます。
それで測定してみました
DALI RUBICON 8 軸上1m(ソフトドーム前)
やはりメーカー製 とてもフラットな特性です。
高域への伸びはリボンツイーターで極めて良く伸びています。1KHz周辺にディップがあって これが
私が聴感で感じた中音の少し控えめな所を表して
いるのかもしれません。
SPとリスナーはほぼ正三角形か少しリスナーが前に出ていて
もしかしたら少しSPを内ぶりにすると声のハリが出てくる
かもしれません。
低域のピークはバスレフポートの音と部屋の影響が
重なっているようです。
DALI RUBICON 8 リスニングポジション
250Hzから上は見事な特性。
中域はフラットに近く私の聴感がいい加減なのが
分かります。
ご覧の通り 50Hzくらいのピークと100くらいのディップが
あります。
50Hzくらいのピークはかなり高く バスドラの空気感くらいの
ところが響きます。
ウッドベースはそれ程影響を受けないで楽しめます。
バスレフのポートをタオル等でふさいで調べてみることを
アドバイスさせていただきました。
棒や粘土上の均一な断面の棒をポートに入れて
最低域の伸びを求めても面白いと思います。
いずれにせよ 測定値は立派 何よりも 落ち着いて音楽に
浸れる素晴らしい統一感のある音だと感じました。
この音を聴くと私はいったい何をしているのだ?
と思うくらいコスパがよいと思いました。
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光回線の工事
光ケーブルは既に前日までの工事で家の外まで来ていました。
今日は室内に外から引いてある電話線を利用としました。
しかし壁の中に導管が入っていないまたは多方向にあって
困難だとのこと
それでは壁に穴を開けて室内に引き込むことは可能か?
と聞きましたが 本格的鉄筋コンクリートと分厚いタイル
で造られた外壁に穴を開けることが出来ない
そこまでの配線を留めることができない
とのことで断念となりました。
適切な穴開けや配線ができることを前提に他の業者を
あたることになりました。
その後は奥様の美味しいお料理と色々なお話を
楽しませていただきました。
音が気にならないで楽しめる
これって素晴らしいことだなぁ・・と思いながら
帰ってきました。
メーカーによる製品の音を聴くこと
これも大変よい経験になりました。
さて こうなると我が家の音はどうか?気になります。
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