[スレッド全体]

[14518] 3時間経って返信 削除
2020/10/13 (火) 22:59:45 わんこ
__ / __

SAGAWAの方は 軽のワンボックスから我が家までは
私の援助を求められ 当然二人で運びました。
ご覧の布を敷いておいて 滑らすつもりで
上手く運べました。

箱には取っ手がついていてそれを外すと上に抜けるように
なっていて 中身の緩衝材も効率的で良い感じです。
ラックに入れる時だけ奥さんに手伝ってもらいましたので
難なく設置できた感じです。
腰が完調なら 気をつければ何ともない重さと言えます。

早速接続しますが OPPOとアンプはRCAケーブルの2mのが少なく
20年前にカーオーディオで使った5mのはありますが
とても使う気になれず カナレのを使いました。
CDプレーヤーはいつもはアンバランスなのですが
ケーブルの都合と締まった音がするバランス接続にしました。

夕食時でしたので30分ほど暖気して 聴き始めました。
最初は 美音CDです。
http://wanko.pecori.jp/FBBS/cyclamon.cgi?tree=s13003#13003

 ・・・

音量はいつもと同じくらいにしたつもりです。
聴いた瞬間 正直なところ
「ああ いつもとても良い音で聴いているんだなぁ」
でした。
中低域にピークがありピアノの音は美しく響きません。
高域は出ていないのか粒子が分かれません。
ただ 低域の締まりは凄く 我が家のメタボなSPの音は
どこにもありません。

ナベサダライブ サキソフォンが細く硬い

クラシックDECCAの幻想交響曲
これは分離がよく空間が見通せ 弦楽器も変な甲高さが
なく能力の高さを感じさせます。

でもいかんせん質感に潤いや輝き 艶が足りません。

Youtubeにします。

こちらは最初からそこそこ良い感じ。
となるとCDの音が悪い?

何を聴いても似たような感じです。

 う〜ん・・・


そうやって聴いていて1時間半くらい経ったころから
急に良い感じになってきました。

それでMDのレベルを0.1〜0.2dB下げて音量をちょっと
上げてみました。

 ・・
    ウオぅ〜 来た〜!

です。

アリアナグランデの最低域は真空管アンプセットと
同等な感じ 逆に低域の力感 太さはKT-120ppの方がある感じ。
スケール感と音の広がりでKT120が勝っているようです。
ただ 100Hzくらいの低音の締まりと制動が
よいのでメタボ的に膨らまないのと音量を上げても
どこまでも力感が増すたくましさがあります。
トータルで少々低域が寂しいですが性能の高さを感じます。

https://youtu.be/bYVebL_BYqo
アメージングアイスランドの4Kドローン映像

これは演出多めので我が家では音にピーキーな響きが乗ったり
中域にキツい音が出たり混濁するのですが
音量を上げても五月蠅さが少ないです。

1分28秒くらいの風のような低音 これも真空管アンプの
方が部屋中に広がる雰囲気で勝っているのですが
低域の表現としてはE-800の方が正確な気がします。
なにより 中域の五月蠅さが少ない。

だんだんソースに没頭できるようになってきました。

それで 最初の美音CDに戻して音量をいつもより
ちょっと大きめにしたら

ピアノの響きはかなり美しくなってきて
聴く気になる音になってきました。
バスドラは叩く棒?が見えるようです。
低域の広がりも真空管アンプに負けないようになり
立体的な表現力は見事です。

肝心のシンバル パーカッションは まだで
元のシステムに及びません。
でもピアノの音がだんだん心地よくなってきて 美音に痺れるように
なってきました。
このCDはこの音がでなければ聞く意味がないのだ!

やっと安堵し落ち着いた気持ちになり2階にいる奥さんに

「いい買い物ができたよ」

と言ったら

「最初はただ音が出ているなぁ だったけど さっき
 トイレにいったら 凄く良い音になっていてビックリ
 思わず階段を降りてしまったわよ」
「いくらしたのか分からないけど 凄い音ねぇ」

との反応  私の感覚が追認されたようで
今回の買い物の喜びが急に出てきました。

もしかしたら 他のメーカーのアンプでもこのクラスのなら
どれを選択しても感動し喜べたのかもしれません。
中華 フレンチ 和食 ある程度の基準を超えれば
美味しいのに違いない。

メーカー製の あらゆるニーズに応える対応力
音の普遍的評価から得られる製品の価値、
その片鱗を身をもって感じることができました。

ケーブルを用意し 慣らしを進め 本来の性能を
感じたいと思っています。



[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.000][st:0.000]