| ▼ こいしさん
> そのため、ネットワーク設計では出来るだけ合成インピーダンス
> が定インピーダンスになるようにすることが肝要です。
おっしゃる通り。
クロス周波数とスロープの選択以外のイコライジングを
ネットワークに求めると、アンプから見たその周波数の
インピーダンスは高くも低くもなると思います。
> しかしながら、音色や要望などによって必ずしも教科書通りが
> 良いとも言えないところがあります。
2次以上の次数で顕著ですが、例えばローパス、
理論値通りのコイルに対し、コンデンサを大きくすると、
肩からクロスにかけてインピーダンスが下がります。
トータルでのインピーダンスがアンプから見たら下がりながら、
コイルとユニットの分圧ではコイルのほうにより電圧
大きくかかるので、ユニットへの電圧も下がる。
こんな話だと思っています。
>
> まとめると、WFのドライブでは真空管アンプとE-800では差が
> 出る、
低いところで差が出やすい、ということですよね。
>一方、MIDやTWではアンプやスピーカではなく、
> ネットワークに影響が出るとなります。
> 意味ですが、スペック(E-800)で見ると
> 8Ω50W、4Ω100W 、2Ω200W、1Ω300W とありますので
> スピーカのインピーダンスが低いときにも定電圧でドライブ
> できる能力や回路、設計がされていることが分かります。
> 今回、ネットワークのカットオフ付近のインピーダンス値に
> 大きな変動があるが、E-800の強力な定電圧ドライブ能力に
> よって補正され、それがスペアナで観測されたと理解します
>
その通りだと思っています。 |
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