| バランス壊れましたが、WFのローパスを上げた
わけでもなく、MDも担当帯域減らしているので、
このままバランスとりして大丈夫です。
ユニットの担当帯域を増やす変更をした場合、
それがマルチアンプ方式であってもSPがなじむのに
相応の時間がかかり、この期間内に調整してもいたちごっこ
になってしまいます。
まずTWの固定抵抗、MDのトランスATTともに
マイナス12デシにしました。
この選択も後のバイアンプ実験を睨んだものです。
可変型ATTはマイナス1〜3の範囲内くらいで使えるのが
ベストでそうでないと細かい調整ができません。
わんこさん宅クラスになると本当は0.1デシ単位くらいの
調整方法がミニマムでほしいところです。
概ねバランスが取れたのですが、ここでサイン波で確認。
バランスを可変抵抗型でとった場合、左右トータルで合わせて
いますので、その結果MDならMDで左右同じ音圧になっているか、
確認。私はオートマチックにその際高いほうを下げてそろえる
調整をします。TWも同様。
おかしなことに2000で左が大きかったので下げてそろえたのに
3000でやけに右が大きい。
こういう際には
・パッシブが設計通り動作していない
・ユニットの軸がずれている
この二つが考えられます。
とみると、ああ、TWの上下角も左右角も違っています。
ここを合わせ、
→MD−TWのなり方が完成、
加えて、ハイエンドのレスポンス効率が必ず大きく改善されます。
すっきりしたと同時に50以下の制動感が飛躍的に向上。
どうしてもマルチソースのわんこさんに、この50以下を
お渡ししたかった。床もご自身で強化されてこそやって意味が
ある領域で、楽しめる音源が飛躍的に高まります。
主な調整は以上でした。
後はオーナーが聞いていく中で自分の好みに触れる要素、
喫茶店でコーヒー頼むド出てくるミルクと砂糖、
2か所用意するところまででした。
喜んでいただけているようで何よりでした。
でも、ほんとは、アンプのモデファイのほうが私のなかでは
うならざるを得ない内容でした。
SPサイドもなじんだら、まだ完成度上げる要素残っています。
この先はやる気と気分に応じ、地味な完成度アップと
好みへの寄せ込みですね。
楽しい時間有難うございました。
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