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[14726] Re:蓋然性について返信 削除
2020/11/25 (水) 18:28:58 こいし
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▼ わんこさん

 試聴でのインプレについては、どのアンプなのか明確に
 読み取れないので、次回にします。


> それで今回Jさんが調整してくれたのは
>
> MDのレベル調整は0.3dB前後 ほぼ触っていない
> WFはローパスを下げる方向に調整
> MDは同じ900Hzでも ハイパスを4次に変更
>
> これだけのことと言っては核心をないがしろにしてしまいますが


オーディオでは良く話題となる話ですよね。
差が分かるの?、そんなに変わるの?

一例を書きます。
タイムアライメントってのがあります。各ユニットと耳の
距離を合わせるとか、波形が正しく時間軸で合致するとか。

私は実際にオシロスコープとマイクで測定したことがあり
結果で言うと、二つ異なるユニットからの音波形が完全に
一致するのは±0.2mmの範囲です。また二つ音波形が干渉
する領域は±0.5mmです。

つまり、1cmの単位で合わせこんでも全く合いませんので
それならば聴感でつながりが良いところを選択した方が良い
です。しかしながら、この±0.2mmにすると音は別物に。
具体的には音が面や空間でなっているように聞こえ、
ユニットやスピーカの位置や存在が分からなくなります。

同様に、各ユニットのレベル調整も±2dB以上は適当で
これが1dB以下になってくると、わずか0.2dBでも差異が
分かるようになります。

これはオーディオの不思議でもありますが、やはり違いが
分かるものです。目安としては一般的な感覚の100倍の
性能向上があると、こういった世界になると思われます。

わんこさんのスピーカが今回のオフで次元が上がったと
確信できるのは、そういった領域の誤差範囲に各ユニットや
ネットワークが達している意味となります。

ただし、完成しているわけではなくて、今まで異なり
例えばレベルなら、ボリュールツマチを触っただけのような
調整のシビアさが必要となります。



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