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[14747] じゃあ合わせるって何?返信 削除
2020/11/29 (日) 15:13:42 J
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全体の周波数特性のバランスをどうとるのか。
これも極論すれば、クロスワークを論理的に
正しく行った後は、グライコなりなんなりで調整するのが
正しい在り方だと思います。
トーンコントロールっだって使ってしまえばいい。

ただやればわかりますが、
実際にグライコでシステムの音を補正するのは難しい、
なぜならシステムの補正と音源の録音個性の補正を
どうしても一緒にやってしまうからです。
一定レベルでパッシブ組めると、ある程度クロスワークで
トータルのバランスを作れます。
クロス域を離せば上下の上がったスケール感感じやすい音に。
でも、中域の密度感に不足をかんじます。
また、離し方がうまくいっていないと位相管理の問題が出てきます。

ここで、少なくともオーディオのSPワークの基礎といわれるのが
エンクロの設置で低いところの量感やなり方をコントロールする方法。
勿論うちも思いっきりここはコントロールしています。
わんこさんとこはこれができない。

だから、低いところの量感使いたいと思い、
僕などはクロス放そうという方向の調整に向かいます。
結果トップガンは効いたことないくらい凄い音が出るけど、
ボーカルの張り出しが弱い、となる。
この音の違いはアンプの個性を遥かに凌ぐ音の変化だと思います。

とすれば、一旦、論理的に正しいクロスワークにして、
周波数特性はトーンコントロール使ってみる、
一旦のおちだと思います。

そのことと前回やった、MDにはいくつから入れるのが
MDの鳴りが良いのかクロス周波数を捜すって取り組みは
別のところのお話ですね。
「ボーカルの張り出し、サックスの張り出しが良い」
VS「スケール感あふれる」
 「透明感がある」
 「しなやかさがある」
 「空間用言に優れる」
この匙加減ということであり、両方満点、というのはないと思います。


やっているのは結局こうしたことであり、
それをどの軸で意識して調整しているのかというのが
人それぞれの得意技の選択ということだと思います。

こいしさんは「自然の音が自然になるように」
私は「周波数ごとのレスポンスの仕方がそろうように」

方法論と成果の方向性、両方の選択ということでしょうか。

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