| その前に、MASAさんのところで4日間エージングしていただいたそうです。
さて・・・。
すっげー普通な音です。どこが派手になるわけでもかっこよくなるわけでもない。
ローエンドの出過ぎ気味も落ち着きました。
何が一番違うかと言うと、楽器なりボーカルなりの本物っぽさ、質感と言うことにるなる思います。
うちのシステムはいい加減過敏すぎるようなシステムだと思っているのですが、何にもCDが主張しません。良い意味で。
だから、変えたらここがこう変わるかなあ??と期待して換装すると、期待はずれになるかもしれません。
バランスなんか少しも変わりませんから。
それでいて本物っぽさが変わり、余韻・定位がより表情豊かになる。
ひけらかさないくせに、「こんな音入ってたんだ!」って音がでてくる。<この経験は実に15年ぶりです。
想定していたのはソースの制動力が高まって、まとまる方向に行き、かつ静かに元気になるのかなあ??と思っていたのですが、違いました。
これだけ表現に困る変化も初めてです。
いい加減さまざまな改造だの何だのやっていますが、これはこれでしか得られない変化だと思います。
でも、システム全体のレベルが低い場合、どのような変化が感じられるのか、それをまた聴いてみたいような気がします。
ああ、ただ一点、明らかにこりゃ違うぜ!と主張するのは和音とか、ハーモニーの響き方の豊かさですね。
6万円くらいのカートリッジに定住していたのを、20万オーバーのカートリッジに変えたような違い、そんな感じが今の段階での感じ方です。
で、加えて、ここまで素直な音になるなら、もう少しクロック以外のところに手を入れてみようかな、と思いました。
ほんとにわかりにくいインプレですみません。
でも、こう書いたらおしまいなんだけど、この音は聴いてみてもらわないと、表現の仕様がないかもしれません。
オットップさん、お勧めですよ。あのアンプ、あのSPなら。
CDの癖にアナログな世界にいざなってくれると思われます。。 |
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