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[14951] Re2:チャンネルマッピングかな返信 削除
2021/1/9 (土) 00:51:24 Go
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 素材 または放送用の TSは、デジタルの
映像と音声の情報を 1本のファイルにした
ものですが、映像ありきの規格で、音声は
複数(業務用途では 16ch)重畳できます。

 1本の TSの中には
  映像1
  音声1
  音声2
  …
  ユーザデータ(アンシラリ)
 と、いくつもの情報が含まれます。

 複数音声は、マルチトラック音声といえば
PAの世界から想像つきやすいと思います。


オーディオコメンタリーの説明 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A
A%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A
A%E3%83%BC
が直感的に判りやすいと思います。
(ただし、音声情報は Stereo Pairが基本な
 ところを、1チャンネル/2チャンネル…と
 書いてあるのは、適切ではありません。
| 1チャンネル:映像収録時の現場の音声(観客の歓声や場内放送、自然音など)
| 2チャンネル:アナウンサーによる実況中継、ナレーション
| 3チャンネル:出場選手やチーム監督のコメント、評論家の解説
上の Wikipediaからの引用
 正しくは、
  1ch/2ch 主音声(環境音)
  3ch/4ch コメンタリー(MC音声)
  5ch/6ch 副音声(MC 英語版))
 です。

 映画や中継収録の素材は、このように
複数音声で記録される場合が増えてます。
 なぜなら、海外向けに放映することを
想定した場合、「ローカル言語+環境音」で
MIXした音を記録するよりも、各言語を複数
と環境音を再生時に組み合わせられる方が
都合がいいんです。

---
 映画や番組の著作権ですが、私的利用を
目的に記録する分には問題はありません。
 著作権上の権利を調べれば判る通り、
第三者に見せる行為に対する規制が主です。
 解析のためのサンプルとして送付するの
は、元々の記録が違法でないこと、公衆に
対する公開を意図していないことから、
おそらく違法性は問われないと思います。
(著作権もそれなり詳しいですよ、私)。

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