| LANケーブルの接続で速度に違いが出た経験というと、
Embedded OS(実態は設定保存ができない Windows NT)
を使った小型PCの業務専用機を設計した時の話を思い
だします。
卓上に置くのでとにかく小さく、という要望に、筐体
内部の取り回しも厳しく、基板を外すのに知恵の輪状態
でした。
検証中、LANの転送速度が全くでないことが判り、
原因は AC/DCコンバータのすぐ近くに LANの配線
(設計上はイーサネットケーブル)が通っていたため
でした。
距離を離すと大きく改善。
速度がでない理由は、再送要求がある TCP/IPでの
送受信だったため、エラー発生と再送要求の繰り返しが
あったためと考えられました。
再送要求のない UDP/IPでの受信だったら、というか
ストリーミングの多くは UDPですが、パケロスが多くて
かなりノイズが入るんじゃないかな。 Internet網は
パケロスは必ず起きる前提で、送信と受信それぞれに
誤り訂正の処理を入れてますが、映像/音声は再生時間の
要求があるので、最終的に実時間再生が優先されます。
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