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[1578] 6月15日は日曜日です(笑)。返信 削除
2003/6/5 (木) 22:30:25 いけだ
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わんこさん、
ホントにいろいろお世話におります。

6月15日、日曜日です(汗)。
テレビに吊りマイクが映ったりしたら面白いのですがそこは
NHKですから私がぶら下げたカッチョ悪いセッティングは画面
に入れないに違いありません。
今回のサラウンド録音実験は依頼とは別です、といっても完全な
遊びでやっている訳でもなく、今後の仕事の為のデータ採り
という目的です。でも遊びの気分もあります(笑)。

ここからは軽く読み飛ばして下さい(笑)。
ステレオ録音の基本は2本のマイクによるワンポイントです。
2本のマイクの間の音が2本のスピーカーの間に再現されるわけ
です。それを前後方向にもやってみたらどうだろうというのが
今回のコンセプトです。
今回3点吊り装置に4本、X型にマイクを配置してぶら下げました。
前左前右で1ペア、前左後左で1ペア、前右後右で1ペア、
後左後右で1ペア、4本のマイクで4ペア分のステレオ収音です。
ここで通常のステレオ収音でのペアマイクセッティングをご想像
頂けますでしょうか。通常のホールの3点吊りセッティングを
思い出していただければお分かりいただけるかと思うのですが、
左右2本のマイクの間隔はそれほど大きくないんです。
使うマイクの種類やエンジニアさんの好みにもよるのですが
20cmから広くても1mくらいでしょうか。あまり間隔を広げすぎ
ると真中に音が定位しなくなってしまいます。
同様の事が前と後のマイクの関係にも当てはまりまして、
前と後の間隔が広すぎると前後間で定位しなくなってしまうん
です。
という事でサラウンド用のリア収音はフロント用の近くに配置
するのが、時間差や残響の自然さにおいて有利なのですね。
とはいえ具体的にどうすれば一番自然かというのは未だもって
確立された方法は無く、それを模索している所なんですよね。

D/Aも欲しいのですが、実は私はD/Aにはお金をあんまり掛けま
せん(笑)。
もちろん良いD/Aがあるに越した事はありませんが、どんなに
良いD/Aで聞いても、マスターテープに記録されている情報その
ものには関係無いからです(笑)。ですからA/Dにはお金をいくら
か掛けますがD/Aは至って質素に済ませてしまいます。これも
制作コストに関わってしまいますので(汗)。
実際のところ「業務用」とか「プロ用」っていうとモーレツに
性能が良いような錯覚をしてしまいますが、実際の性能よりも、
「いかに金儲けの道具として使えるか」
という事が最優先されるため民生機ほど性能最優先でもないん
です。

ああ、やっぱり趣味もしたい(笑)。



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