| 「きれいな音を響かせるための排気管の理想的な形は縦笛(リコーダー)と同じく真っすぐな直線だ。」
Y32セドリックのグランツーリスモというグレードが、
2lの V6エンジンに排気タービンの組み合わせでしたが、
排気系の取り回しが絶望的に苦しいものだったそうです。
当時の車雑誌に、全体を管理する立場だかの人がいて、
これだけのスペースしかもらえなかったという設計者の
コメントが載ってました。
排気系の取り回しを重視した設計は、知って面白い話
ですね。 しわ寄せをくらった機能がなにかも知りたく
なります。
空調機の設計やってた時の思い出話ですが、当時は
松下電器という名の会社が作ってたエアコンがダクトの
形状がよくできてて、真似できるしろものではなかった
そうですよ。
空気の流れを極めるのは、まだまだ人の感性が勝ると
言っていいのかも。
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