| ▼ 好事家さん
> EDさんのHickok800で測定した結果、gmが半減状態で交換時期に来ているとの宣告。
> 私の測定結果と相反します。
Hickok800で測定したとき、球の寿命がGOODかREPLACEか
を判定する設定でした。
実際のgm値は、表示3000と言っていたのはメーターの
スケールを読み間違えていて、実際は7500μA/Vになる
ことが後で分かりました。
6CA7の新品規格が11000μA/Vなので、68%まで電流感度
が落ちているということでしょう。
ところで、6CA7三結のEP-IP特性を実測されていますが、
Hickok800は5極管接続で測定していて、測定条件が全く
違うので比較はできないと思います。
また、実測されたEP-IP特性から、P電圧150V、バイアス
-10Vの動作点でgmを算出すると、以下のようになります。
サイン波の山側:10000μA/V
バイアス+5V時にP電流50mA上昇
サイン波の谷側:5000μA/V
バイアス-5V時にP電流25mA減少
平均すると7500μA/Vで、Hickok800の測定結果と偶然
一致していますが、新品時のEP-IP三結(実線)もほぼ
同じ値になっているので??です。
おそらく、五極管接続ではgmが68に下がっても、三結
ではこの程度では影響が出ないのではないかと思います。
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