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[16132] Re2:真空管の寿命について考える(5)返信 削除
2023/3/12 (日) 09:34:06 好事家HomePage
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▼ EDさん
考察有難うございます。

> 実際のgm値は、表示3000と言っていたのはメーターの
> スケールを読み間違えていて、実際は7500μA/Vになる
> ことが後で分かりました。


EDさんは当然お分かりですが他の方が分かりやすい様に画像を添付しました。
一番左のダイアルがBIAS調整、gm測定時のENGLISHは目盛りの73の所に小さなポッチと3000の数字が小さく書いてあり3000μA/Vスケール、86で6000μA/V、92で15000 μA/Vとなっています。
新品規格が11000μA/Vの6CA7の測定でしたら、92の15000に設定して15000スケールの値を読み取る事になります。
EDさんは6000スケールの値を読まれていた時にダイアルは86になっていた可能性はないのでしょうか?

> ところで、6CA7三結のEP-IP特性を実測されていますが、
> Hickok800は5極管接続で測定していて、測定条件が全く
> 違うので比較はできないと思います。


私のアンプは3結なので測定はその条件でやりました(簡単)。

Hickok800は古いもので1958年製造の物もあり、私達と同世代です。
電源スペックはAC50Hz,60Hz、110V-125Vでデザインされており、米国では当時117V位が標準的だったようです。
当時の事ですから日本向け仕様の物は無く、100Vでは本来の性能を発揮できないのでは?
ヒーター電源はトランス出力のままですから、何ボルトでていますか?
テスト時のプレート電圧等も然りです。
米国製の真空管試験機を使用の際は昇圧トランを利用されている方も見受けます。
100V仕様の改造例もあります。
http://amp8.com/amp-etc/v-tester/600a.htm#ef
KT88やEL34も測定されていますが、改造後もEL34は少なめに出ているようです。

高出力管の測定は不得意なのかも知れません。
https://www.audioasylum.com/cgi/vt.mpl?f=tubes&m=34350
https://audiokarma.org/forums/index.php?threads/hickok-800-kt-88-testing.499006/

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