| ▼ 好事家さん
> 私のアンプはEp=360V
> 他のEL34の作例を見ても150Vあたりでの使用例は
見当たらず、大体350V以上が普通のようです。
ソフトンさんのこのアンプは出力段が差動なので、
必ずA級動作になっているはずです。
そしてカスコードになっていて、球とFETが直列に
接続されているので実際のEpは300V程度で、P損失
25Wを考えるとIpは70mA程度の動作ではないかと
推測します。
>
> Ep=150Vで判断する事自体に違和感を感じるの
ですがどうなんでしょうね?
EL34の規格表を見ると、Ep=250V、Eg=-13.5V、
Ip=100mA時にgmが11000になると読み取れます。
できるだけ正確に測定するのなら、この値を使う
べきだと思います。
しかし、真空管測定機は測定時の球への負担や
色々な管種への対応を考えて低めの電圧に設定
しているようです。
そもそも、真空管そのものが新品時でもgm値が
10%程度の誤差は普通で、20%以上の誤差もまれ
ではありません。
gm測定を厳密にすることは難しいですが、主な
目的が真空管の寿命の目安やPPアンプで使う球の
増幅度バランスを取ることなのでアバウトでよい
と考えています。 |
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