| ▼ EDさん
> Lintestで調整可能なAC電源電圧になっているのに、わざわざ
> ステップアップトランスを使うのはどうかと思います。
LinetestのVR調整で調整できる範囲の電源電圧であれば、ステップアップトランスが不要である事を理解しました。
ただし個別の調整が出来ていないと本来の精度は発揮出来ない理由も分かった気がします。
Hickok800の電源部の回路図を見ると、左上の赤丸部分がLinetestのVR調整で一次側の電圧を調整します。
調整時に見るのは右上緑丸の直流電流計です、茶丸のP7スイッチを押した時に左青丸の整流管で直流にされた電流が電流計に流れる仕組みでしょうね。
この時どちらか一方の整流管出力電圧を利用しているので、調整される一次側電圧は整流管の劣化度合いで変化します。
そしてもう一方の整流管の劣化度合いも連動せずに進みます。
またヒーター電圧やバイアス電圧に付加されるAC2.5Vは整流管劣化の影響は受けませんが、一次側の電圧が変更されると変わってきます。
整流管交換後は再度各調整が指示されているのもこの為だと思います。
一度正確に調整し、定期的に各電圧確認するのが良いと思います。(アンプのバイアス調整みたいに)
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